■2024年の世界文化遺産登録を目指して!〈活動の歴史と登録にかける意気込み〉
「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録の活動は、1997年に市民団体の運動をきっかけに始まりました。2006年には、新潟県と佐渡市が共同で佐渡金銀山遺跡の世界遺産登録に向けた事業を開始します。佐渡金銀山の歴史や文化などを調査し、世界遺産としての価値付けを進めた結果、2010年に「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」の名称で、ユネスコ世界遺産暫定リストに記載されました。2023年、「佐渡島の金山」の名称でユネスコへ推薦書が提出され、イコモスの現地調査が行われました。本年は、春頃のイコモス勧告を経て、ユネスコ世界遺産委員会で登録の可否が審議される予定です。
市では、本年の世界文化遺産登録に向け、国や県とこれまで以上に連携しながら、引き続き情報発信の強化や登録後も見据えた来訪者の利便性向上を図ってまいります。
また、ほかにも、江戸と越後・佐渡を結んだ「金の道」の宿場町が所在した地域との交流を促進し、その沿線自治体と連携した情報発信を県内外に展開しています。本年の世界文化遺産登録に向け、ご支援をよろしくお願いいたします!
◆お知らせ
◇金の道フォーラム
日時:1月28日(日)13:00~16:00
会場:東京交通会館12階第1会議室A
料金:無料
定員:150人(先着)
内容:
・基調講演「鉱山と世界遺産―佐渡との比較において―」
講師…国際記念物遺跡会議ICOMOS名誉会長 九州大学名誉教授 河野 俊行氏
・パネルディスカッション 詳しくはホームページなどご確認ください。
問合せ:世界遺産推進課
【電話】63-5136
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