SNS上の広告やSNSで知り合った相手からの誘いをきっかけとした副業や情報商材などのトラブルが増えています。
事例(1)
「月に100万~200万円稼げる」というSNSの広告を見て副業サイトにアクセスし、収入を得るためのノウハウが記載された情報商材を購入した。すると業者から電話があり、50万円のサポートプランを勧誘された。「お金がないので支払えない」と断ったが、消費者金融からの借金を勧められ、手持ちのお金と合わせて合計40万円を銀行口座に振り込んだ。残りの10万円は今後発生する報酬から差し引かれることになったが、契約はすべて口頭で、書面等は受け取っておらず、仕事の内容も広告とは違っている。
事例(2)
副業関連のSNSで知り合った相手にネットワークビジネスを紹介され、「やり方にもよるが、月100万以上稼いでいる人もいる」と言うので、自分も稼げると思った。相手とカフェで会って説明を受け、「最初に商品を購入するとビジネスができる」と言われた。自分のスマホで会員登録し、合計30万分の商品を発注した。
■トラブルにあわないために
・大幅な値引きや低価格、商品の効果を過剰にうたうSNS上の広告や、「簡単に儲かる」「損はしない」などの投稿やメッセージはうのみにしないようにしましょう。
・SNS上で話の合う人でも、本当に信頼できる人かはわかりません。一度払ったお金を取り戻すことは困難です。本当に信用できる相手なのか、慎重に判断しましょう。
・相手から学生証や運転免許証などの身分証明書を送るように求められても絶対に応じないようにしましょう。また個人情報や写真など、身元が分かるような書き込みは安易にしないようにしましょう。
お近くの消費生活相談窓口につながります
消費者ホットライン【電話】188(いやや)(嫌(いや)や!泣き寝入り)
お問い合わせ:消費生活センター(平日)午前9時~午後4時
【電話】57-8143
<この記事についてアンケートにご協力ください。>