小木小学校は、「地域が学校」を合い言葉に、「伝統的町並み」「琴浦の横井戸」「沢崎の板海苔」など、地域を学びのフィールドとして多様な教育活動を展開しています。
その中でも大きな目玉となるのが、8月に開催される「小木港祭り」への参加です。1・2年生は、小木幼稚園の皆さんと一緒に、地域の方から「小木おけさ(組おけさ)」の踊り方をご指導いただき、民謡クラブ児童の生演奏で踊りを披露します。3~6年生は、伝統のマーチング演奏をしながら、町内をパレードします。子どもたちの周りには、保護者の皆さんや地域の方が大勢集まり、見守ってくださいます。中には、子どもたちの演奏する校歌を一緒に口ずさんでくださる方もいます。
祭り当日までの一連の活動を通して、子どもたちは、地域の歴史や伝統を知るとともに、地域のみなさんが小木小学校を大切にしてきたことを実感します。これは、教室の中で学習するだけでは到底味わうことはできません。
これからも変わらず、地域の皆さまの温かい眼差しに支えられながら、小木の町に「小木おけさ」や「校歌」の音色が響くよう、伝統をつないでいきたいと思います。
問合せ:学校教育課
【電話】58-7351
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