こどもから大人までみんなが元気な佐渡が島(たからじま)
冬は空気が乾燥し、肌荒れを起こしやすい季節です。
今月は「スキンケア」についてのお話です。
■赤ちゃんの肌はデリケート
赤ちゃんの肌の表皮の厚さは、大人の約半分しかないのでとてもデリケートです。
生後2~3か月になると皮脂分泌が少なくなり、乾燥しがちになります。
乾燥した肌はバリア機能が低下して、細菌、花粉、ハウスダストなどのアレルゲン物質、化学物質などに過敏に反応しやすくなります。
乳幼児期に肌トラブルを繰り返すと、大人になっても乾燥しやすく、かゆみなどを起こしやすくなると言われています。
■赤ちゃんのスキンケアの基本は「洗う」と「保湿」
肌についた物質や汚れを洗ってきれいにすると、皮脂なども一緒に落ちてしまいます。乾燥を防止し、バリア機能を保つために、洗ったら保湿しましょう。
◇ポイント
1 泡でやさしく洗って、すすぎはしっかり!
2 保湿剤はテカテカするくらいたっぷり!
3 肌や季節に合わせた保湿剤を選ぼう!
スキンケアは、肌トラブルだけでなく、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー発症の泡でやさしく洗って、予防にもつながります。
参考:pigeon.info
・新生児期からはじめるスキンケアの役割
スキンケアの他にも子育てに役立つ情報がたくさんあります!
※二次元コードは本紙をご覧ください。
編集協力:ピジョン株式会社
■あかちゃんとそなえの輪推進プロジェクト
佐渡市では、ピジョン株式会社の「あかちゃんとそなえの輪推進プロジェクト」に賛同し、「あかちゃんの防災」をはじめとした“あかちゃんにやさしいまちづくり”を、ピジョン株式会社と連携して推進しています。
■年代に合わせたスキンケアを
大人の半分しかなかった肌の厚さは、思春期ころまでに大人と同じくらいになります。皮脂の量も増えてくるので、ニキビがでてきます。皮脂の量は20~30代頃にピークとなり、女性は30代頃から、男性は40~50代頃から減少します。
成長や年齢に合わせた「洗う」と「保湿」が大切です。
■健康習慣でお肌ケア
◇睡眠
十分な睡眠時間と質のよい睡眠を心掛けましょう。
子ども…9~12時間
成人…6時間以上
高齢者…8時間程度
◇ストレス
大きなストレスがかかると自律神経のバランスが崩れ、肌にも影響を及ぼします。
あたたかいお風呂に入るなど、リラックスできる時間をつくりましょう。
◇運動
室内ウォーキングやラジオ体操など冬場でもできる運動を行い、血行を促進しましょう。
◇食事
香辛料などの刺激物やアルコール、清涼飲料水やチョコレートなどの甘いお菓子の摂りすぎには注意しましょう。
グミ1袋(80g)…角砂糖23個分(砂糖68g)
ミルクティー(500ミリリットル)…角砂糖13個分(砂糖39g)
◇ポイント
お肌のためだけではなく、「肥満」「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」などの生活習慣病の予防にもつながります!
■寒さや乾燥でウイルスが活発になる時期です
ウイルスは乾燥した空気を好みます。感染症を予防するためには次のような方法があります。
・お部屋の湿度管理やこまめな換気を行いましょう。
・こまめな手洗や必要な場面ではマスクを着用することにより、感染の機会を減らすことができます。
・バランスの良い食事や十分な休養をとることが、免疫力を高めます。
お問い合わせ:
健康医療対策課【電話】63-3115
子ども若者課子育て支援係【電話】63-3126
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