仙海町長 就任あいさつ 共に進もう、より良い未来へ

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このたび、出雲崎町長に就任をさせていただきました。今後は出雲崎町のために全身全霊をかけて職責を果たす所存です。
出雲崎町の現状を見ますと、公共交通の衰退をはじめ、買い物弱者や地域医療確保の問題、農林水産業の担い手や伝統行事・伝統文化の継承者不足、子どもたちの学習環境や部活動の継続困難など、多方面に渡って人口減少の影響が出はじめています。
この人口減少に歯止めをかけることが私に課せられた使命であり、7つの取り組みを基に町の活性化を目指します。
1　自主財源の確保
企業誘致や若者の定住を進めるとともに、ふるさと納税額のアップを目指します。

2　将来を担う人材育成
現状の子育て支援策を維持しながら、高校生や大学生等に対する支援を行います。

3　高齢者支援
生活支援サービスの充実や介護予防、健康づくりと疾病予防にも力を入れてまいります。

4　地域経済の活性化
起業や事業承継を支援します。また、ふるさと納税の返礼品で地域内経済の循環を目指します。

5　農林水産業の推進
経営支援や所得向上のための支援を行うとともに、デジタルを活用したスマート化への取り組みも支援します。また、農業法人設立に向けて着実に進めてまいります。

6　伝統文化の継承と観光振興
後継者育成と発表の機会を作るとともに、街なみや史跡を生かした観光振興に取り組みます。

7　町民の暮らしを守る環境づくり
地震をはじめとした災害に対して、避難体制の見直しや避難路の整備を行います。また、町道や水道管などの安全確保のための整備を進めます。
この他にも、空き家対策や脱炭素社会に向けた取り組みなど、課題は山積しております。しかし、「課題が山積しているということは、その数だけ可能性もある」ということです。
町民の皆さまの声に耳を傾け、議員の皆さまからもご意見とお力添えをいただきながら、課題の解決に向けて邁進してまいります。
先人の皆さまが築き上げてきた出雲崎町を守り続けていくために、町民の皆さまのご支援とお力添えをいただきますようお願い申し上げて、町長就任のあいさつといたします。
仙海直樹

■仙海直樹(せんかいなおき)町長プロフィール
生年月日：昭和46年8月24日
現住所：出雲崎町大門(駅前)
略歴
・平成21年6月～令和5年11月　出雲崎町議会議員
(議長、副議長、町監査委員に就任)
・令和6年2月　出雲崎町長就任
趣味：野球、インディアカ