県内では、年々灯油等の油類の漏えい事故が増加しています。特に冬季は、様々な原因で漏えい事故が多発する傾向があり、火災の危険、河川の環境悪化、上水道取水へ影響をおよぼす等のトラブルの原因となっています。
油類の漏えい事故は、「うっかり」等の人的ミスから発生しています。深刻な事態をまねかないために、油類の取り扱いには注意しましょう。
誤って油を漏えいさせてしまった、または水路、河川等に油が流れている等を発見した場合は、最寄りの消防、警察、もしくは市役所・町役場へすぐに連絡してください。
■油流出事故に気をつけて!!
・給油中はその場をはなれない!
・油タンクのバルブを完全に閉めたか確認!
・除雪する際は、油の配管を破損しないように注意!
・屋外の配管が、雪、融雪等により破損しないように注意!
・油送設備の操作ミス、誤作動に注意!
■暖房機器等の取扱いに注意
各家庭で石油暖房機器が使われ始める時期です。古い機器や故障した機器には、火災の発生や一酸化炭素中毒など思わぬ危険が潜んでいることがあります。シーズン最初の使用には必ず点検し、安全を確認した上で適正にご使用ください。
問い合わせ:加茂地域消防本部・予防課
【電話】52-1770
<この記事についてアンケートにご協力ください。>