行財政健全化推進計画の取組結果について

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令和2年2月に策定した「行財政健全化推進計画」の取組結果を報告します。
この計画では、市民の安心・安全な暮らしを守ることができるよう、また加茂市の未来のための新しい事業に迅速に対応できるように財源を生み出すため、実質単年度収支の黒字化及び令和4年度末の財政調整基金残高を3億円にするための取組と目標効果額を設定しています。

1　令和4年度の施策の効果額　※目標効果額：計画16ページ「(10)行財政健全化施策の効果額一覧表」で掲げた額

・令和4年度は、目標効果額合計2億3,700万円に対して、5億2,404万円の実績となり、目標を上回る結果となりました。
・「人件費の抑制」については、組織再編に加え、新規事業の立ち上げも多かったことから、新規採用職員数を予定通り抑制することができなかったため、目標を達成できませんでした。
・「事務・事業の見直し」については、加茂美人の湯への指定管理者導入による効果額4,807万円や電気契約の見直しによる効果額3,022万円などにより、目標を上回りました。
・「自主財源の確保」については、ふるさと寄附金の返礼品の拡充や多角的なプロモーションなどの広告宣伝による寄附金額の増に伴う効果額1億8,486千円、市税等の徴収体制の強化による収納率の向上に伴う効果額2,556千円などにより、目標額を上回りました。

2　収支の状況(普通会計)　単位：万円

※実質単年度収支：単年度収支に実質的な黒字要素(財政調整基金への積立額や市債の繰上償還)を加え、赤字要素(財政調整基金の取崩し額)を差し引いた額
※単年度収支：実質収支(歳入から歳出を差し引いた額から翌年度に繰り越した事業の財源を控除した額)から、その前年度の実質収支を差し引いた額

3　財政調整基金の残高　単位：万円

令和4年度末の財政調整基金残高は10億7,069万円となり、目標額の3億円を上回りました。

4　令和元年度から令和4年度における行財政健全化施策の取組結果
※目標効果額：計画16ページ「(10)行財政健全化施策の効果額一覧表」の計の数字