歯の健康

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■お口の元気はからだの元気に～オーラルフレイル予防～
気づいてほしい　オーラルフレイル

◆オーラルフレイルとは?
オーラルフレイルは、口の機能の健常な状態(いわゆる『健口』)と『口の機能低下』との間にある状態です。オーラルフレイルであると、将来のフレイル、要介護認定、死亡のリスクが高いことがわかっています。
咬みにくい、食べこぼす、滑舌の低下などのオーラルフレイルの症状は、身体的フレイル、社会的フレイル、精神・心理/認知的フレイルなどに代表される、高齢期に生じる複数の課題が重複して生じる“口の衰え”であり、改善は可能です。つまり、早期にオーラルフレイルの兆候を評価して適切な対策を行うことにより、機能低下を緩やかにし、さらには改善する可能性があります。これまでの介入研究の知見でも、その可能性が示されています。

◆オーラルフレイルは簡単にチェックできます!
オーラルフレイルは、ご自身で簡単にチェックできます。チェックリストでご自身のお口の健康状態を確認してみましょう。5項目のうち、2項目以上に該当する場合には、オーラルフレイルに該当します。
オーラルフレイルに該当した場合は、かかりつけ歯科医やかかりつけ医に相談しましょう。

森永乳業クリニコ株式会社HPより引用

▽参考資料
・早く気づいて対策を!オーラルフレイル
・口腔体操でオーラルフレイル予防
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

◆口の機能
▽『食べられるお口の機能の維持』
フレイルの要因の一つでもある「栄養」は、口腔機能が大きくかかわっています。
オーラルフレイルになると、食事がしにくくなり、栄養バランスの乱れや低栄養の状態へとつながります。そこから筋肉量が低下(サルコペニア)し、寝たきりになる可能性が高くなります。健康寿命を延ばすためにも「食べられるお口の機能」を維持することが大切です。

▽『食べられるお口の機能』
「食べる」機能に、「噛む力」や「飲み込む力」、「舌」や「唾液」と言った様々な機能がかかわっています。また、お口には「話す」機能もあります。
「食べる」機能を維持するためにも、毎日のオーラルケアと定期的な歯科健診が重要となります。

◆オーラルフレイルの予防
セルフケアや定期的な歯科健診、お口の体操、食育などで予防できます。フレイルになる前の若いうちからの予防が大切です。
詳しくは、下記ホームページを参考にして下さい。

▽参考資料
・新潟県福祉保健部健康づくり支援課
・あなたにピッタリな歯のみがき方を探してみよう!
・歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク8020
・噛むチカラを、みんなのチカラに?
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

◆ご案内
通院できない方でも、ご自宅や施設で歯の健診・治療が受けられます。詳しくは、「加茂・田上在宅歯科医療連携室」まで
【電話】0256-53-8211