済生会新潟県央基幹病院をはじめ地域の医療機関はそれぞれの役割を担い、互いに連携しながら「地域がひとつの病院」のように機能する姿をめざしています。地域の医療を守るためにも、受診の際は診療所や病院を適切に使い分けましょう。
■済生会新潟県央基幹病院の現状
済生会新潟県央基幹病院の開院以降、県央圏域外に搬送される件数の割合は開院前の25%から15%程度まで改善された一方で、軽症の方もかなりおられました。済生会新潟県央基幹病院では救急医療や高度・専門医療を提供しています。軽症患者の受入れが増えると、緊急性の高い患者が後回しになり、一人ひとりの患者に適切な医療を提供できなくなります。
■医療受診ここがポイント!
(1)かかりつけ医を持ちましょう
医師が患者の日ごろの状態を知っているため、ちょっとした体調の変化にも気づきやすく、病気の予防や早期発見、早期治療が可能です。なお、済生会新潟県央基幹病院の平日専門医療は、かかりつけ医の紹介状がなければ受診できません。(救急の場合を除く。)
(2)病状に応じた適切な受診先を選択しましょう
(※1)症状に応じて、下記「電話での救急医療相談(午後6時以降)」や「AI救急相談アプリ」をご利用ください。
(※2)加茂市では加茂市医師会の協力により、日曜日、国民の祝日は、休日当番医制度を実施しています。
・急患のみご利用ください
・受診の際は、必ず電話で連絡をしてから来院してください。
・当番医療機関は交代制で、全ての疾患には対応できないことがあります。当番医療機関の指示に従ってください。
・当番医療機関は、急な事情により変更・中止になる場合があります。
・当番医は市ホームページ・広報「暮らしのカレンダー」をご覧ください。
■救急車を呼ぶか迷ったら…
(1)看護師等による電話での救急医療相談
・救急医療電話相談(15歳以上)【電話】#7119
・小児救急医療電話相談(15歳未満)(受付時間:毎日午後6時~翌朝8時)【電話】#8000
(2)AI救急相談アプリ
急な病気やケガのとき、LINEから気軽に救急医療の相談ができます。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。
意識がない、けいれんが止まらない、けがで大量の出血があるなど、緊急性が高いときは救急車(【電話】119)を呼んでください。
問い合わせ:健康福祉課健康づくり係
【電話】内線162
<この記事についてアンケートにご協力ください。>