■水道事業
◇令和4年度水道事業会計決算の概要
水道事業は、地方公営企業法に基づき独立採算で経営を行うため、収益的収支と資本的収支に分けて予算を管理しています。
〔収益的収支(金額は税抜き)〕
水道水を作り、みなさんにお届けするための収入と支出です。令和4年度は、6,956万円の純利益となりました。
〔資本的収支(金額は税込み)〕
水道施設を建設・改良するための収入と支出です。令和4年度は10億8,299万円の不足が生じましたが、内部留保している資金などで補てんしました。
・給水原価と供給単価の推移
・給水原価の内訳
水道水1立方メートル当たりの製造原価。年間の水道水を供給するために要した薬剤費、動力費、施設の維持管理費などの費用を有収水量(供給水量)で割った値。
水道水1立方メートル当たりの販売単価。年間の水道料金収入を有収水量で割った値。
(減少理由)電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援で水道基本料金を減免したことにより、減少しました。なお、減少分につきましては、一般会計からの補助金が充てられています。
・配水量・有収水量・有収率の推移
配水施設から配った水量
料金収入の対象となった水量
有収水量を配水量で割った値。100%に近いほど施設の稼働状況が収益につながっていることを表す。
(減少理由)冬季の概算認定水量よりも5月に精算した使用水量が少なかったことが、おもな理由です。
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