■シリーズ第137回
モンゴル国
エルデネバト アンフランさん
◇私の国はこんなところ
モンゴルは北東アジアに位置する内陸国です。北にはタイガ(針葉樹林帯)、南にはゴビ砂漠、その間に広大な草原が広がっています。海からは遠く、また、標高は平均1,580メートルです。気温は-40℃~35℃となり、この極端な気候がゆえに持続可能な農業が不可能であったため、モンゴル人は何千年もの間、家畜を放牧し、自然や季節を愛でながら移動することで生き延びてきました。遊牧民として、国旗には、太陽、月、火のシンボルを掲げています。
◇IUJで学んでいること、将来のこと
私はモンゴル中央銀行の投資担当官です。国際協力機構の人材育成プログラムで国際大学の経済学修士課程に在籍し、金の市場における中央銀行のオペレーションに焦点を当てた研究をしています。帰国後はモンゴルの金融システムの発展に貢献したいと考えています。その目標を達成するために、日本政府の支援と日本人から友情を得られたことに感謝しています。また、浦佐や八海山の自然の美しさ、南魚沼の人々の手厚いおもてなしには感謝の気持ちでいっぱいです。
写真は共に国際大学に留学している妻と私です。
※写真は本紙またはPDF版に掲載されています。
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