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妙高今昔物語 学校編

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新潟県妙高市

■旧妙高中学校
○多くのスキー名選手排出 裏山にはジャンプ台
妙高高原中学校は、昭和23年、当時の名香山村と杉野沢村が組合立妙高中学校として設立。平成17年の市町村合併までは、妙高高原町立妙高中学校でした。
写真提供者の畑山隆度さんは昭和39年度の卒業。ご当地だけあって、スキーにまつわる思い出はたくさんあります。「校舎の北側通称『ピリピリ山』にジャンプ台が設置されていた全国でも珍しい中学校でした。昭和39年度に開催された第1回全国中学校スキー大会で3種目優勝とのことに、すごいなと感心しました」。同校からは国内チャンピオンが多く輩出されています。
「冬の体育は、グラウンドそばの山でスキー授業でした。長靴を簡単に固定する程度の道具で、皆が転ばないで滑れるようにはなりましたね」。
自身は吹奏楽部に所属。昭和39年に開催された新潟国体では、県下の中学校から吹奏楽部員が集められ、開会式の行進曲を演奏したことが思い出に残ります。また、国体に先立ち、昭和天皇が赤倉観光ホテルに投宿され、御用列車で当時の田口駅に到着された際、歓迎の演奏をしたことも。その1週間後に新潟地震が起こり、とても驚いたとのこと。
「運動は得意ではありませんでした。なぜかバスケットボールは好きで、部活の練習終了後などに、空いた体育館で仲間とシュート練習などをして遊びました。その後、教員になり今日にいたるまでバスケットに関わるとは思ってもみませんでした」と畑山さん。学校にはいろいろな出会いがあります。

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