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自治体の皆さまへ

われら地域を守り隊 妙高市消防団

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新潟県妙高市

このコーナーでは、妙高市消防団の活動を紹介するほか、自分の身は自分で守るという市民の皆さんの防災意識を高める情報をお伝えします。

■地域に寄り添う女性部の広報活動
市消防団の団員は807人(3月31日現在)。そのうち女性団員は26人です。女性団員は、女性部、地域の分団、ラッパ隊に所属し、それぞれに活動しています。今回は、女性部の活動を紹介します。

市消防団の女性部は、新井方面隊、妙高高原方面隊、妙高方面隊のそれぞれに組織されています。女性部の活動について、お話を伺ったのは、妙高方面隊女性部の福﨑純子さんと笹川美和子さんです。
妙高方面隊女性部では、広報活動として次のことに取り組んでいます。頸南消防署員といっしょに行う家庭訪問、お茶なんこでの避難時の持ち物(服用中の薬など)の話、地域や妙高中学校の防災訓練での心肺蘇生法やAEDの使い方の説明など。いずれも地域の皆さんとふれあいながらの広報活動です。
「感染症が流行してからは計画どおり実施できず苦労しています。家庭訪問は、全世帯の訪問がまだ終わっていません」と福﨑さん。頸南消防署員といっしょに行う家庭訪問では、設置から10年以上経過した住宅用火災警報器の交換に関することや、動作確認の仕方を丁寧に説明して回っています。

◆一人の命を救った女性部の救命活動
心肺蘇生法やAEDの使い方は、女性部が講師となって集まったかたにお伝えしているほか、最新の情報を得るために消防署で講習を受けています。その効果で、日帰り温泉施設で倒れた男性に対し、周囲の人と協力して的確な救命措置を行い、たいせつな命を救うことができたという女性団員もいます。
入団して約10年のお二人からは、「地域のため、自身の防災に対する知識を深めるために、いろいろな世代のかたから消防団に加入してほしいです」と新たな団員とともに消防団活動を将来につなげていきたいといった声がありました。

◆万が一に備えましよう
○情報の入手手段を確保しよう
災害や火災が発生したとき、次の手段で情報を発信しています。
・安全安心メール
・市ホームページ
・市公式LINE
・防災行政無線(戸別受信機)
・上越ケーブルビジョン(JCV)121チャンネル
詳しくは、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

○普通救命講習で知識を身につけよう
日時:4月16日(日)9~12時
会場:上越地域消防局(上越市大字藤野新田330番地1)
内容:成人の心肺蘇生法、AED、異物除去、止血など
定員:30人 ※先着順
参加料:210円(テキスト代など)

申込み・問合せ:4月9日(日)までに新井消防署
【電話】72-7119

[発行]妙高市消防団広報部
(事務局:妙高市役所総務課危機管理室防災係【電話】74・0002)

■消防だより
◆春の火災予防運動実施中
4月7日まで県下一斉に「春の火災予防運動」を実施中。みんなで火災予防を徹底しましょう。

○火災から命を守る 避難 3つのポイント
火災による死傷者の約半数は、逃げ遅れが原因です。命を守る避難方法をご紹介します。
[安全な避難経路の確保]
避難経路や階段には避難の妨げとなる物品は置かないようにしましょう。避難経路に煙が入らないように出火室の扉は必ず閉めて避難しましょう。

[煙に覆われ呼吸ができない時の避難]
火災の煙と熱は上方に溜まってから下方に下りてきます。煙の状態により避難の姿勢を低くし、息は止めずに浅めの呼吸をしながら避難しましょう。

[避難できる場所の確保]
階段を使用して避難ができない時は密閉性の高い部屋に一時的に避難することも「命を守る避難」につながります。

◆妙高市の火災・救急件数
妙高市の令和4年1月から12月までの火災件数は6件で、前年より2件増加となりました。また上越地域消防管内の火災は70件で前年より12件増加となりました。救急出場件数は前年より142件の増加、搬送人員も前年より114人の増加となっています。
(令和4年1月1日から12月31日まで)

普通救命講習会を定期的に開催しています。問い合わせは、新井消防署【電話】72-7119まで。

[「消防だより」編集・発行:妙高市・妙高市消防団・新井消防署・頸南消防署]

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