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自治体の皆さまへ

「共食(きょうしょく)」は健やかなからだと豊かなこころを育みます!

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新潟県妙高市

6月は食育月間です
いっしょに食べるとおいしい!楽しい!健康だ!

1.妙高市の現状

出典:R4年度乳幼児健診食育アンケート

・家族とほとんど食べないという人が10~20%もいる結果になっています。忙しい毎日の中ではいつもいっしょというのは難しいかもしれません。ですが、休日やイベントを利用して、家族で食卓を囲む時間を作ってみませんか?
・一人暮らしのかたは、友人や親戚、職場の人と会食をしたり、地域の集いに参加したりすることで、共食の機会を作ることができます。感染禍で制限されていたことも徐々に再開していきたいですね!

2.共食のいいところ!

出典:赤利吉弘「成人における年代別・性別の共食頻度と生活習慣,社会参加および精神的健康状態との関連」栄養学雑誌

(1)自分が健康だと感じる人が多い!
共食回数が多い小学生は、体の不調を感じにくいことが報告されています。また、中学生はこころの健康状態がよい、20・30代はストレス「なし」の人が多いという研究結果もあります。
食事をしながら、日々の出来事や悩みを誰かと共有することは、ストレス発散、体とこころの健康につながります。

(2)バランスのとれた食生活、規則正しい生活習慣につながる!
一人暮らしのかたは、日常的に誰かと食事をすることは難しいです。しかし、月1回以上誰かと食事をすると、まったく共食機会がない人に比べて、いろいろな食品を食べ、望ましい食事内容になることが報告されています。また、家族と朝食を食べる習慣がある中学生は、朝食欠食が少ないことが分かっています。

(3)コミュニケーション能力や社会性を育むことができる!
食事は会話の場としても重要な役割を果たしています。日々の食事・会話から良好な親子関係、人間関係が築かれていきます。

3.共食の取り組みを市民のかた、学校にインタビュー!
○上堀之内 竹田由貴さん
我が家では、食事の時間になると、家族が集まりいっしょに食べることが習慣になっています。15分間はTVを消すことにしているため、会話が生まれ、いつもにぎやかで楽しい食卓です。
子どもが大きくなるにつれ、生活リズムのずれは出てくるかと思います。ですが、家族が集まって1日の出来事を共有するこの時間をこれからもたいせつに続けていきたいと思っています。いっしょに食べれば、片付けもまとめてできて、一石二鳥です!!

○新井中央小学校 岡田栄養教諭
たけのこごはんを提供した日に、子どもたちとこのような会話をしました。「今度はたけのこ汁が食べたいな」「6月は妙高の姫たけのこを使うから、みんなで皮むきを手伝ってもらえるかな」「いいよー!楽しみ!」。
感染症対応のため、グループ会食ができなくても、共食を通して食の喜びやこころの豊かさ、郷土愛を育むことができるということを実感しました。ご家庭でもぜひ給食を話題に、楽しい食事の時間を過ごしていただきたいです。

問合せ:健康保険課 健康づくり・母子・感染症グループ
【電話】74-0013

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