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自治体の皆さまへ

われら地域を守り隊 妙高市消防団

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新潟県妙高市

このコーナーでは、妙高市消防団の活動を紹介するほか、自分の身は自分で守るという市民の皆さんの防災意識を高める情報をお伝えします。

■4年ぶりに総合演習を実施
6月18日、令和元年以来4年ぶりとなる市消防団総合演習とポンプ操法大会をタワーパートナーズセミコンダクター(株)の駐車場で開催。市消防団、消防署のほか、来賓などの関係者を含めて約400人が集いました。

○妙高市消防団総合演習
市消防団総合演習は、消防団員が一堂に会し、団員の士気を高め、市民の防火意識を高めることを目的に開催しているもの。年に一度の節目の演習ともいえる市消防団のたいせつな行事です。近年は、新型コロナウイルス感染症の影響で実施することができず、今回が4年ぶりの開催となりました。
演習では、参加29分団325人による入場行進、人員姿勢服装の点検、機械器具点検などのほか、令和2年から5年に入団した団員が新入団員宣誓を行いました。新入団員を代表して宣誓を述べたのは、新井方面隊第5分団の池田匡志さん。「郷土愛護の精神と強固な決意を持ち、忠実に業務を遂行し、市民の期待と信頼に応える」と力強く宣誓書を読み上げました。

○ポンプ操法大会。優勝分団は県大会へ
市消防団総合演習と同時にポンプ操法大会を実施。この大会も感染症の影響で4年ぶりの開催です。
正確で迅速なポンプの操作の技術を競う大会です。今回は、ポンプ車操法の部に2つの分団、小型ポンプ操法の部に7つの分団が参加しました。いずれの分団も、この日のために、早朝や夜など、仕事の合間に練習を重ねてきました。
ポンプ車または小型ポンプで防火水槽から水を汲み上げ、ポンプからホースを3本(60メートル)延ばして放水し、火点を想定した的を倒すまでの工程でタイムや技術を競います。これは、実際の消火活動をするときの工程と同じもの。競技としてだけでなく、実際の火災現場でも役立つ技術の習得も目的にしています。
競技の結果は、ポンプ車操法の部で新井方面隊第13分団第1部、小型ポンプ操法の部で新井方面隊第10分団第2部が優勝。両分団は、8月6日(日)に見附市で行われる県大会に妙高市代表として出場します。

[小型ポンプ操法]
操作は、指揮者、1番員(筒先担当)、2番員(伝令担当)、3番員(機械担当)と吸管補助員
操作の流れ:
(1)指揮者の号令で一斉に操作開始
(2)水を吸い上げる吸管をポンプに接続し防火水槽に入れる
(3)ホースを3本延ばしてつなぐ
(4)指揮者が1番員に放水開始を指示
(5)1番員が3番員に放水開始を伝えるとポンプから水が送水される
(6)筒先から水を出して火点の的を倒す

■消防団クイズ
指揮者の「操作始め」の号令で、2番員が「よし」と答えた瞬間から操作がスタート(本紙またはPDF版掲載の写真(1))、火点の的を落とした瞬間(本紙またはPDF版掲載の写真(6))までのタイムが競技の審査の一部になります。小型ポンプの場合の基準タイムは何秒でしょうか。答えは、消防団のインスタグラムで7月中に発表。市報8月号にも掲載します。

インスタグラムで情報配信中

[発行]妙高市消防団広報部
(事務局:妙高市役所総務課危機管理室防災係【電話】74・0002)

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