■新井南小学校
○五校統合 新井南部の最後の小学校
昭和36年4月。旧上堀之内小学校と旧濁川小学校を統合して、新井南小学校が新設。当時の児童数は、347人でした。
平成に入ると、上馬場小学校を皮切りに、猿橋、水原、長沢、平丸と新井南部地区の全ての小学校が平成17年までに統合されました。
写真の旧校舎は昭和39年9月建築。写真提供者の佐藤正彦さんは昭和39年の入学です。
「入学したときは、まだ体育館も出来ていなくて、集会場は屋上で、プールは新井南中学校を借りていました。グラウンドの石拾いをしたり、ローラーをかけたりしましたね」。
スキー授業は学校の裏山。校区のスキー大会では、「うえんてら(字上の平)」と呼ばれる高床山の東斜面まで一時間ほどスキーで登って大会をしました。「おかげでみんな足腰じょうぶに育ちました」と佐藤さん。保護者や体育協会の協力なしではできなかったとのこと。
夏は、川遊びと野球。子どもが多くておおらかな時代。小学生だけで関川で遊びました。「今の時代ではありえないですよね」と振り返ります。学校のグラウンドでは、ビニールボールで野球。学校は、絶好の遊び場でもあり、子どもたちが多くの時間を過ごしました。
同校は平成28年度から小規模特認校となり、現在市内全域から55人が通学しています。
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