みょうこうSDGs通信

5／31

■持続可能なまちづくりに欠かせない「将来の担い手」」となる人材育成とSDGsの身近な実践のために
(4.質の高い教育をみんなに)

市は、「SDGs未来都市妙高」の現状やゼロカーボンの取組など活動の紹介、市が持続するためにSDGsの必要性や具体的な実践事例などについて、「わかりやすく」さらに「伝わる」講座の場を設けています。

妙高の宝である地域資源を活用した事業展開のため、次世代型の「SDGs×教育×交流」のプログラム構築を目指します。構築にあたっては、新潟大学の知見と民間企業のノウハウを合わせた「産学官」の連携で、環境・社会・経済の3つの側面が調和した人の流れの創出・関係人口の増加・地域経済の活性化を進めます。

○新潟大学で講義　テーマは「SDGs未来都市妙高」
7月10日、新潟大学の「SDGs入門演習」履修生約150人に対して、城戸市長と市SDGs普及啓発実行委員会の佐藤副実行委員長が講義を行いました。これは、市SDGs普及啓発実行委員長を務めている新潟大学准教授である村山敏夫さんが縁で実現したものです。
当日は城戸市長が、市の現状や課題、それらを踏まえたSDGs推進の方向性や脱炭素につながる事例を紹介。官民共創によるまちづくりの重要性を大学生に説きました。その後、佐藤副実行委員長が自身の放課後児童クラブやわくわくランドでの関わりや経験がどのような形でSDGsにつながるかなどをわかりやすく説明しました。
市は今年度、学校・地域・事業所・関係団体など計20回の講座・講義を開催し、約600人(8月22日現在)の皆さんから参加いただいています。
今後も日常生活の場面がSDGsにつながっていることを理解していただくために各現場へ出向きます。講座の開催を希望する場合はお気軽にご連絡ください。

○SDGs未来都市妙高フェスタを開催!
～自分たちにできる身近な実践を考える機会に～
市SDGs普及啓発実行委員会は、7月29日に市文化ホールで「SDGs未来都市妙高フェスタ」を開催しました。脱炭素やゼロウェイストの観点を中心にSDGsを楽しく学ぶ内容で構成し、延べ750人が来場。
午前の部では、環境啓発映画「マイクロプラスチック・ストーリー～ぼくらが作る2050年～」の特別上映会を行いました。ニューヨークの小学生を追跡したドキュメンタリー形式で、プラスチック汚染の現状や課題を身近に感じる内容でした。
午後の部では、講師に田中美都さん(ウェザーマップ所属)を招き、脱炭素基調講演会が行われ、新潟県の気象を中心に気候変動の影響や、異常気象の中で今私たちにできることは何かを分かりやすく説明していただきました。ハザードマップで災害リスクを事前に把握したり、近所の人とコミュニティを築いたりすることで、万が一の際に自分や自分のたいせつな人を守ることにつながるといった事前準備のたいせつさを力説。市のゼロカーボンチャレンジ事業の紹介などもしていただきました。
そのほかにも、オープニングアトラクションでのダンスパフォーマンスやキッチンカーの出店などにより、将来を担う若い世代が気軽にSDGsに触れ合える機会を提供しました。

当日の様子はこちら(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)からも(市Facebook))

○次回のSDGs普及啓発イベントをご紹介～9月は六十朝市会場が舞台～
六十朝市を会場に!!クリーンアップ作戦andゼロウェイスト体験
(12.つくる責任 つかう責任)
市SDGs普及啓発実行委員会は、六十朝市で移動販売を行っている「無印良品直江津」と朝日町内にギャラリーを設けている「日本パッケージクラフト協会」とタイアップしてSDGsの普及啓発イベントを開催します。ぜひご来場・ご参加ください。
開催日時：9月30日(土)8～12時　※六十朝市開設日
開催概要：
(1)六十朝市会場周辺の清掃活動(ごみ拾い)を実施
(2)バッグにお絵かきをし、オリジナルマイバッグを製作
(3)お菓子などの空き箱を活用したパッケージクラフト、ギャラリー見学
場所など：
(1)清掃活動…市役所西側駐車場集合　8時～8時30分
(2)マイバッグ製作、(3)パッケージクラフト…無印良品移動販売バス前集合(11時まで受付)9時30分～12時

その他：参加費無料・事前申込不要((2)・(3)は材料がなくなり次第終了)

詳しくはこちら(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)(市ホームページ)

問合せ：環境生活課　SDGs推進室(実行委員会事務局)
【電話】74-0033