妙高今昔物語 学校編

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■斐太北小学校
○こども会活動が地域の輪に　学校支援につながる
旧斐太村である斐太地区には、斐太南小学校(新井小学校に統合)と斐太北小学校があり、斐太中学校が昭和45年までありました。紹介者の長谷川稔さんは昭和39年の卒業。写真の木造校舎に通いました。脱脂粉乳とコッペパンの給食が始まった時代です。
「タケノコ狩りは、青田の山まで行ってタケノコを自分で採ってタケノコ汁にしました。スキー授業も青田まで歩いて斜面を踏んでコースを作りました」と長谷川さん。現在とは内容が大きく異なります。また、斐太北・南小学校の野球の対抗戦も行われていたそうです。
「子ども会の活動が活発でした。当時は中学生まで所属。乙吉では、夏休みは朝5時からラジオ体操をした後、お寺で活動。保護者や中学生などが堰せきを作ってくれ、川遊びをしました」。
活発だった子ども会の活動は、学校を取り巻く地域のまとまりにもつながったそうです。現在も、学校運営協議会などを中心に授業に協力するなど、地域をあげて学校を支援。斐太地区駅伝大会などの活動も続いています。
同級生の多くが地域に残りました。小中学校の見取り図を仲間で作っていて、写真といっしょに映像化し同級会で披露する予定です。
学校が生んだ地域と人の結びつきは今後も続きます。

写真…本紙またはPDF版をご覧ください。

■昔なつかしい学校写真を募集
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