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新年のごあいさつ アイデアの種を芽吹かせる年

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新潟県妙高市

妙高市長 城戸 陽二

明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、市政に対し格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、市内では、「あらいまつり」をはじめとする各種催しが通常開催となり、市民の皆様に直接お会いする機会が増えました。市内に笑顔と活気が戻ってきたことを嬉しく思うとともに、人と人との繋がりのたいせつさを実感する一年となりました。
一方、昨年の夏は、雨の少ない記録的な猛暑となり、秋になっても気温の高い日が続きました。多くの市民の皆様から長期間の節水にご協力いただいたことに対し、改めて感謝申し上げます。また、米など農作物の品質・収量低下などの影響を受けた農家の皆様に対し、減収額の一部を補助する補正予算を速やかに編成したところであります。
10月には、令和7年秋のオープンを目指している「新図書館等複合施設」の整備工事に着手しました。コンセプトは、「人と本、人と人を結ぶ情報拠点・居心地の良いやすらぎ空間」。まちなかの賑わいづくりにも寄与する新たな市のシンボル施設となることを目指し、命を吹き込んでまいります。
さて、本年は、第3次総合計画の評価を踏まえ、これからの妙高市のまちづくりの方向性を示す第4次総合計画に引き継ぐ重要な年となります。本年の干支である「甲辰(きのえたつ)」は、「成功という芽が成長していき、姿を整えていく」といった縁起の良い意味があるそうです。昨年多くの市民の皆様をはじめ若手職員も参加し「総合計画策定ワークショップ」を開催しました。そこで出たアイデアの種を、先人により築き上げられた伝統という大地にまき、未来につながる新たな政策として総合計画に取りまとめ、成功へと芽吹かせてまいりたいと考えております。
さまざまなかたに助けられ市長就任から1年が経ち、「妙高市第2章」の2年目を迎えました。人口減少が進む中、将来展望を描きにくい時代ではあります。しかし、市民の皆様と共に新しい価値を創造し、真の豊かさを実感でき、住んでいることを誇りに思える地域づくりに引き続き挑戦してまいります。今後とも更なるご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新春の門出にあたり、市民の皆様のご多幸を心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

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