地域のこし協力隊とは、人口減少や高齢化などが進んでいる地域が、都市部からの人材を受け入れ、地域資源の発掘・活用などの地域協力活動を、地域と共に行う人材のことです。全国的には地域おこし協力隊と呼ばれている総務省の制度です。協力隊は市が委嘱し、最長3年間活動に当たります。現在、市内で活躍している3人の協力隊員を紹介します。
■隊員の紹介
○山口 起麻(たつま) 隊員
[活動地]平丸地区寸分道
[活動年月]令和5年4月から
[活動内容]集落維持活動を中心に、農業を学んだり、宿泊や昼食が取れる「深山の里」の支援を行ったりしています。得意とする昆虫などの観察会、標本展示などを行い、地域の賑わいを創っています。
[コメント]地域住民のかたがたといっしょに作業をして、自然の中で生活する知恵が身についていくことが、中山間地域の維持を考えるうえで大事な事であり、自己成長を実感できます。また、手打ちそばの修行は、何度も来てくださるお客さんや集落のかたからの「美味しくなってきた」という感想をいただく度に、やりがいを感じます。
○吉田二郎 隊員
[活動地]坂口げんき農場(坂口新田)
[活動年月]令和5年9月から
[活動内容]六次産業化として、坂口げんき農場のワイン用ブドウ栽培を支援。情報発信の強化として、坂口げんき農場のHPづくりにも携わっています。農業と福祉分野を連携させる取組も探求中です。
[コメント]げんき農場でブドウ栽培に携わりながら、妙高・上越の酒屋さんや、農福連携での作業所のかたなど、たくさんのかたがたとつながることができた一年でした。前職の特別支援学校教員時代の経験を生かし、将来的には農福を発展させ、生きづらさを感じる人たちの居場所づくりに関われたら、と考える今日この頃です。
○小川正博 隊員
[活動地]市内全域
[活動年月]令和6年8月から
[活動内容]空き家バンクの活用促進や、市内移住を希望するかたへの相談業務を行っています。土地や建物に関する知識が豊富で、今までの経験をもとに、安心安全な妙高ぐらしのサポートを担っています。
[コメント]着任してからまだ間もないですが、地域の皆さんがとても親切でとても住み良いです。観光名所や住まい周辺を散策したり、生活を楽しんだりしています。自然がとても豊かで、生活の利便性も工夫次第で悪くないと思います。市内へ移住を希望するかたに妙高の良さをアピールし、移住定住促進に貢献できるよう努めてまいります。
地域のこし協力隊は、地域のくらしや活動に共感し、地域の皆さんといっしょに汗をかいて、いっしょに行動する人材です。地域のこし協力隊の受入に興味のある地域は、地域協働推進係までご連絡ください。(受入要件あり)
地域のこし協力隊は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
問合せ:地域共生課地域協働推進係
【電話】74-0063
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