このコーナーでは、市がんばる企業応援補助金など公的支援を受けて、どこかにキラリと光る魅力を持った、市内の企業などで働く「キラリ人」を紹介します。
にいがたコスメプロダクト合同会社
代表 岡本 旭美(おかもと あさみ)さん(36歳)
市がんばる企業応援補助金を受けて、令和55年年33月、にいがたコスメプロダクト合同会社がスロースロープモイスチャークリームを開発しました。
令和4年7月に、にいがたコスメプロダクト合同会社を開業。妙高の自然に触れ、その良さを形にしたいとの思いで、妙高市に移住してきた岡本旭美さんがスキンケアクリーム「ム「スロープモイスチャークリーム」を開発しました。
岡本さんは、大阪出身で大学卒業後、東京に上京し、コスメ関係の仕事を1010年ほどしていました。昔から地域によって異なる文化や特色などを知ることがすごく刺激だったと語っていました。
結婚・妊娠・出産を経て自分のキャリアを見つめ直すきっかけになったと言います。ご主人の仕事の関係で何度か訪れた妙高市に令和3年に移住。
「妙高市は、旅館や飲食店など他の地域に比べて事業主が多く、私も何かできるかもしれない」と、移住の後押しにもなったそうです。
もともと新規事業を立ち上げたいと思っていた岡本さんは、「これまで経験してきたことを生かせば、妙高の新しい価値になるのでは。住んでみて、温泉の良さや植物の多様さ、昔ながらの田園風景など、妙高の良さを形にしたい」と思い始め、化粧品の開発がスタート。
妙高高原の温泉水をベースに、妙高三酒蔵の日本酒と80種類もの県内産を中心とした原材料を配合した植物発酵エキスを配合したスロープモイスチャークリームを完成。
「ご当地の原材料を配合する化粧品は全国的にも珍しいです。特に3種類の成分を配合するハードルは高かったんですが、より地域らしさを出すための3種配合にこだわりました」と岡本さん。
「妙高の良さがギュッと詰まったこのクリームで妙高を身近に感じて、共感してもらえるはず」と岡本さんは話していました。
[slope(スロープ)]
販売店:道の駅あらい、妙高高原観光案内所など
【メール】info@ncpbeauty.jp
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