世界を代表する観光地スイス・ツェルマット村とは、平成9年5月に旧妙高高原町と姉妹都市提携を結んで以降、中学生の相互交流をはじめ、市民交流など27年の長い歴史があります。令和5年5月にツェルマット村との交流が再開。今回、市民訪問団を募り9月29日から7日間、ツェルマット村とグリンデルワルト村(観光友好都市)へ25人を派遣し、市民交流を行いました。
■ツェルマットでの市民交流会
お互いの代表者が30年にわたる相互交流への感謝と、今後の願いを語り合いました。村からは短冊とロープが贈られ、一人ひとりが「これからの姉妹都市交流に望むこと」を短冊に記しました。また、市民訪問団からは「春の妙高山」を彫り込んだウッドアートを贈り、その裏面に「友好を永遠に」と書し、感謝を伝えました。さらに、グンタン元村長からは姉妹都市提携以前から市民交流にご尽力された故植木毅さんのお話とこれまでの交流の歴史についてお聞きし、理解を深めました。今回の訪問は、姉妹都市交流の歴史を学び、次世代へつなぐ意義について考えるたいせつな機会となりました。
■グリンデルワルトでの歓迎会
村民によるアコーディオン演奏、ヨーデル歌唱、グリンデルワルトならではの乾杯で盛大に歓迎いただき、市民訪問団からは、赤倉音頭の歌と踊りを披露して、親睦を深めました。
■市民訪問団の声
○次井 雪雄(つぐい ゆきお)さん
旧妙高高原町時代に両町村の交流が始まってから今年で30年、姉妹都市提携から27年となります。その歴史の調印者であるグンタン元村長と岡山元町長の27年振りの感動的な再会、そして城戸市長の初訪問によって姉妹都市交流の未来が明るく開かれていくと思います。結びに、訪問団の皆さんに心から感謝いたします、ありがとうございました。
○千葉 綺花(ちば あやか)さん
中学生時代に参加した時とは違い今回の交流会では、相手の言語を話すことで、単に言葉を理解するだけでなく、相手の気持ちが通じ合うことでお互いの距離が縮まり、より深い交流が生まれると感じました。ドイツ語を学び、また参加したいです。
問合せ:観光商工課 観光交流グループ
【電話】74-0021
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