誰ひとり取り残さない持続可能な社会の実現を目指して、町内会や自治会が行っている取組を紹介します。
■不用品の再利用“妙高市地域づくりSDGs交付金活用事例”
姫川原地区コミュニティ運営協議会と田口区では、地域のイベントに合わせ、家で不用となったり、使い切れなくなったりした物の再利用を目的に不用品回収を行いました。集まったお米90kgや約100体のぬいぐるみなどは市内にある「NPO法人あいあう」を通して必要としているかたに配付されました。また、段ボール13箱分(約150kg)の洋服は「NPO法人ワールドギフト」を通して世界各国に寄附されました。
不用品回収は、既存の地域行事といっしょに取り組んだことで、多くの住民が参加することができました。不用品を持ってきたかたからは「捨てるにはもったいないので、誰かが使ってくれるならうれしい」という声が聞かれ、SDGsについて考える機会になりました。
・市は、妙高市地域づくりSDGs交付金(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)「地域で取り組むSDGsのメニュー」として、不用品の再利用に関する取組について交付金を交付しています
■参加者全員で話し合う座談会“地域づくり勉強会事例”
「子どもたちを地域で育む」をキーワードに、上町町内会と隣接している栄町や中町など8町内会が集まり、参加者全員でざっくばらんに話し合う地域づくり勉強会を開催しました。
今回の勉強会は、上町町内会長の発案で実現。「地域内の子どもの数が少ないため、小学校区が同じである周辺の町内会と、子ども会活動などを連携しながらできないだろうか」という思いがきっかけでした。
勉強会には約40人が参加し、それぞれの町内会の現状や課題・思いを交流しながら話し合いました。今回の勉強会は、町内会の枠を越えた、住民どうしのコミュニケーションを取る良い機会となりました。
・市は、世代や立場を越えた人たちが集まり、参加者全員で話し合う座談会形式の勉強会開催の支援を行っています。勉強会を希望している地域・団体は地域共生課へご連絡ください
■地域づくりのことなら地域づくり協働センターへ
市地域づくり協働センターは、地域支援員2人を配置し、地域の困りごとや課題の解決に向けた取組などを支援しています。地域づくり協働センターの取組などは、FacebookやLINEでお知らせしています。ぜひご登録ください。
問合せ:
市地域づくり協働センター【電話】73-7808
地域共生課 地域協働推進係【電話】74-0063
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