市は、快適で衛生的な生活環境と良好な水環境を保つため、市民の皆さまからの使用料などで下水道事業を運営しています。人口減少が進み、使用量も減少する中、施設の老朽化や物価上昇により、施設の維持管理経費が増えています。また、老朽化した施設を新しくするための工事も進めています。このため、事業会計に収支不足が発生し適正な経営に支障をきたしています。このような状況を改善するため、5月1日から下水道使用料の改定を行います。
■改定の理由
収支不足は保有現金で補てんしていますが、収支不足を解消し、将来にわたりサービスを提供するためには、使用料収入を増やす必要があることから改定を行うものです。
また、下水処理場の統廃合による効率的な汚水処理や維持管理費の抑制など、支出を減らす取組も同時に進めます。
[令和4年度公共下水道事業会計決算状況]
■改定内容
・5月1日から(6月請求分)平均7.0%引き上げます
■新しい下水道使用料の料金(公共下水道事業、農業集落排水事業)
■改定の影響
一般の家庭で、1か月に20立方メートル(平均使用量)を使用した場合
現行3630円(税込)⇒改定後3872円(税込)242円の増額となります。
今後は、令和6年度以降も、おおむね3年ごとに同程度の改定を行うことで、収支不足を解消していく計画です。皆さまのご理解とご協力をお願いします。
問合せ:上下水道局 経営係
【電話】74-0052
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