■旧新井南中学校
○厳しかった部活動 出会った友は今も親しく
旧新井南中学校は、昭和31年4月、旧泉中学校と鳥坂・上郷両中学校の一部(旧上堀之内小学校区・旧猿橋小学校区)を統合して誕生。後に、平丸中学校、上郷中学校や水原中学校が統合されました。
紹介者の峯村寿樹さんは昭和55年3月の卒業。同級生は90人ほど、各学年3クラスあったそうです。
一番の思い出は部活動。「野球部で毎日のように練習していたのが懐かしいです。放課後、土日も。当時は、南部スポーツ広場(現在は大葉工場(小原新田))があって急な上り坂を歩いてグラウンドまで行きました。女子バレー部や卓球部などは朝練もあってみんなよく練習しましたね。野球部の練習の最後に毎日2キロ走るのが一番のきつかった思い出です」。
昭和50年には、女子バレー部、卓球部女子、陸上部女子が全国大会に出場。スポーツが強い中学校のイメージがあったそうです。「部活動の指導の先生はみな厳しかったけど、一生懸命でしたね。自分の時間を削って指導にあたり、結果を出していた時代です」と当時の様子を振り返ります。
「私たちの世代はみんな、田んぼや雪堀りなど、よく手伝いました。中学生になればもうあてにされます。また、休みには、友達とよく遊びました。泊まりに行ったり、来たり。気心の知れた友達はいいですね」。と峯村さん。当時の仲間とは今でも付き合いが続き、遠く離れた友も帰省などの際には、一杯酌み交わすそうです。
妙高今昔物語学校編は、今月号で終了です。
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