このコーナーでは、市がんばる企業応援補助金など公的支援を受けて、どこかにキラリと光る魅力を持った、市内の企業などで働く「キラリ人」を紹介します。
夢をかなえる企業応援補助金を受けて、令和4年6月、池の平温泉に合同会社夢組新潟営業所がオープンしました。
合同会社夢組 新潟営業所
代表 成田 童夢(なりた どうむ)さん(38歳)
成田さんは、大阪府出身で元スノーボード選手。平成18年にトリノオリンピック・スノーボードハーフパイプの日本代表として出場。引退を機に、マルチタレントに転身し、アニメ、ゲームなどのポップカルチャータレントの先駆者として活躍。平成27年には、合同会社夢組を設立し、令和4年に新潟営業所を開設しました。
「コロナの流行が会社や自分自身について見つめ直すきっかけになりました。山は、自分の中で切っても切り離せない存在なんだと強く思うようになり、自分自身も楽しみつつ、周りも喜んでもらえるようなことがしたかった」と当時の思いを語ってくれた成田さん。
成田さんは、スノーボードの練習で何度か妙高高原に訪れたことがあります。「いろいろな場所に訪れている中でも妙高の自然のすばらしさが特に印象的でした」と言います。
そんな想いに共感してくれた池の平温泉アルペンブリックスキー場といっしょにアウトドアを中心とした事業を展開することになり、合同会社夢組新潟営業所をオープンすることになりました。
「ウインターシーズンのレッスンや大会の企画などがメインとなっていますが、今年のグリーンシーズンは、山を使った交流イベントを企画しています」。アウトドアの楽しさを伝えるため、キャンプ系のインストラクターなどの資格を取得されたそうです。
「今は、アウトドア事業に特化していますが、ポップカルチャーと妙高の自然を掛け合わせた事業も展開していきたいです。そして、妙高の良さをもっといろいろなかたに伝えていきたいですね」と笑顔で意気込みを語っていました。
[合同会社夢組新潟営業所]
所在地:妙高市関川2282-1(アルペンブリックガーデン内)
【メール】info@yumegumi.co.jp
商工業関連の補助金・助成金は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
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