■令和6年度の保険税納税通知書を7月中旬に発送します。
国民健康保険は、加入者のかたが安心して医療が受けられるよう、加入者全員で支え合う国民皆保険制度です。しかし、妙高市の国民健康保険は、一人当たり医療費の増などに伴う支出に対して、収入が不足する非常に厳しい財政運営が続いていて、このままでは国民健康保険事業を実施することが難しい状況となっています。国民健康保険事業の安定的・継続的な運営のためには、財政赤字を解消する必要があることから、今年度、国民健康保険税率の改定を行いました。
加入者の皆さまには負担増をお願いすることとなりますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
■令和6年度の改定内容
○保険税率及び課税限度額
◆保険税の軽減・減免制度(※がついている制度は申請不要)
○低所得者に対する軽減制度※
世帯主と被保険者の総所得金額が一定額以下の場合は、均等割及び平等割が軽減されます。(軽減の判定には、収入がないかたや遺族年金・障害年金収入のみのかたについても収入確認が必要となります。健康保険課または各支所で市県民税申告の手続きをしてください)
○未就学児に係る均等割額の軽減制度※
未就学児に係る均等割額は、半額に軽減されます。
○産前産後期間の軽減制度
出産(予定)日が属する月の前月(多胎妊娠は3か月前)から翌々月までの4か月分(多胎妊娠は6か月分)の対象者の所得割及び均等割の全額が軽減されます。
手続き方法→妊娠届出時に申請方法をご案内します。
○非自発的失業者に対する軽減制度
会社の倒産、解雇などで退職し国民健康保険に加入するかたは、所得割が軽減されます。手続き方法→雇用保険受給資格者証もしくは雇用保険受給資格通知を持参の上、市役所または各支所に届け出てください。
○後期高齢者医療制度への移行に伴う減免制度
会社の健康保険などの加入者が75歳になり、後期高齢者医療制度へ移行することに伴い、新たに国民健康保険に加入する被扶養者(65~74歳)の税額が世帯の所得状況に応じて減免されます。
手続き方法→国民健康保険加入手続きの際に届け出てください。
○その他
災害被災者、生活困窮者に対する減免制度などがあります。
■保険証の更新について
現在お使いの保険証は、7月31日に有効期限を迎えますので、7月中旬に新しい保険証(ベージュ色)を特定記録郵便で郵送します。お送りする保険証は、負担割合の変更などがないかたは令和7年7月31日までご利用いただけます。
■12月2日以降の保険証の取り扱いとマイナ保険証のご利用について(国民健康保険・後期高齢者医療保険)
国から示されたマイナンバーカードと健康保険証の原則一体化の方針に基づき、現在の健康保険証は12月2日に廃止されますが、12月1日以前に発行された保険証は令和7年7月31日(一部の場合を除く)まで使用できます。
12月2日以降、新たに加入されるかたや記載内容などに変更があるかたに対しては、保険証ではなく、「資格確認書」または「資格情報のお知らせ」を交付します。
○マイナ保険証をご利用ください
12月2日以降、受診の際は原則マイナ保険証による資格確認となります。マイナンバーカードをお持ちのかたは、保険証の利用登録を行ったうえで、ご利用をお願いします。
利用登録方法:
(1)セブン銀行ATMで登録
(2)医療機関や薬局窓口で登録
(3)マイナポータル(スマートフォン・パソコンなど)で登録
マイナ保険証のメリット:
・高額療養費制度における限度額を超える一時支払が不要となります
・医師や薬剤師が過去の薬や健診などの情報を確認でき、より適切な医療が受けられます
・e-Taxによる確定申告の際、マイナポータルから医療費控除を自動入力できます
・就職や転職、引越しをしても、引き続き保険証として利用できます
※加入・脱退の手続きはこれまでどおり必要です
[マイナ保険証の登録率と利用率](3月末現在)
問合せ:健康保険課 国保・医療年金グループ
【電話】74-0014・74-0056
<この記事についてアンケートにご協力ください。>