■川上幹太(かわかみかんた)さん
市は、妙高市に移住してきたかたに、移住のきっかけや妙高に来てから感じたことをインタビューしています。今回、ご紹介するかたは、妙高地域で生まれ育ち、市外での就職を経て2023年に家族で族でUUターンされた川上幹太さんです。
○豊かな自然で遊べる日常を 子どもの頃の原体験が導いた Uターンの道
子どもの頃から生き物が大好きで、特に魚や水生生物に関心があった川上さん。21歳のときに東京の水槽メンテナンス管理会社へ就職しました。川上さんのUターンのきっかけは何だったのでしょうか。
「一番は子どもが生まれたことですね。自分自身、自然豊かな場所で育って、これだけ自然や生き物が好きになりました。自分の子もそんなふうに育てたいなと思ったんです。それに、安心して子どもを育てられるのはやはり地元なのかなと」。奥様の実家も隣接していたことから夫婦の意見は一致。さらに「妙高に帰省したときに、兄と川に行ったり、山菜採りに行ったりするのがすごく楽しみでした。東京とは違う遊びができるんですよね。この生活が日常だとしたら、自分にとってはプラスしかないなと思ったんです。それがもう一つの理由です」。
○やりたい仕事がないなら、自分で作るしかない
「東京で経験を積んだ水槽メンテナンスの仕事を地元でもやりたいと思ったのですが、同じような就職先はありませんでした。ないなら自分で作るしかないと思い、起業を決意しました」。奥様からの「好きなことをやってほしい」という応援も、大きな後押しになったそうです。
「妙高の人って温かいじゃないですか。やりたいことがあると話せば、力を貸してくれる人が絶対いると思います。面白がってくれる人、アイデアをくれる人、提案して手伝ってくれる人。『何かやりたい、でも悩んでいる』という人がいれば、まずは妙高に来ていろいろな人と話してみるといいと思います。移住する、しないに関わらず、挑戦する人を受け入れてくれる地域かなと思います」。
自分にとって大事な軸を見つけ、「あとは『なんでもやってやるという覚悟』があれば大丈夫」という川上さん。大好きな仕事を故郷の妙高で行っています。
『川上さんのお仕事「Aqua PupaYunano」』『妙高市家族と環境にやさしい住宅取得等支援事業補助金』『市内で空き家をお探しのかたはこちら』『妙高市UIターン促進住宅支援事業』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
問合せ:地域共生課 移住定住推進係
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