■経験豊かな講師の生き方に学び、自らの進路について考える~未来への扉~
市は毎年、さまざまな職種、職業のかたを招きキャリア教育フォーラムを開催しています。キャリアを積み上げていくうえで必要な知識を体験を通して学び、生徒の職業意識を高めることを目指しています。
今年度、県は起業家的なマインドや資質・能力の育成を目指した「アントレプレナーシップ教育」を推進しています。今年度はアントレプレナーシップ教育の趣旨に沿った講師を招き、二部構成で、自らの生き方や進路について考えを深めようと講話に耳を傾けました。
第1部は、大学時代に起業をした(株)ココロミル代表取締役社長林大貴さんによる講話。過去の辛い経験を経て起業するまでの経緯や、人生を大きく変えたきっかけ、現在の仕事に対する考え方などについて、話を聞きました。
[生徒の感想]
「私はミスを気にしてしまうので、林さんの“長い人生の中で見れば今目の前で起きたことは一瞬の出来事。失敗の過去はみんなに忘れられる。周りに影響もしていないし周りは気にしていない”という言葉が心に残った」
「辛い経験からの考え方や今のうちにしておいたほうがいいと思うことなどを聞けて、自分の仕事への考え方が変わった」
第2部は、職業人講話。助産師、地域プロデューサー、俳優、プロサッカー選手、エンジニアの5人の講師の講座から1人を選択する、ワークショップ形式で実施。35人の生徒がエンジニア志村一憲さんの講話を聞きました。
[生徒の感想]
「時代の変化に対応できることはすごくたいせつであり、これからの未来に向けておもしろいなという気持ちをもてたのは志村さんのお陰だと思うのでありがたかった」
「好きなことをもっと伸ばしていきたいと強く思った。自分の中で大きな変化が起こった感じがして、心に残る話だった」
市は、来年度以降もこのような学習の場を設定していく予定です。
講師の紹介はこちら(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)から
問合せ:こども教育課 学校教育係
【電話】74-0037
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