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長く続いた交流を未来へつなぐ 中学生訪問団 ツェルマット村を訪問

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新潟県妙高市

令和6年11月20日から8日間の日程で、5年ぶりに市内の中学生30人が姉妹都市であるスイスのツェルマット村を訪問。村でのホームステイ体験や学校訪問を通じて、現地の中学生と交流しました。12月25日に市役所で行った報告会では、参加生徒が体験したことや学んだことを発表しました。

■1日目
市文化ホールを出発後、妙高高原メッセを経て、成田のホテルに到着。移動中のバスや夕食時には他学年や別の中学校の生徒と交流し、楽しい時間を過ごしました。

■2日目
14時間のフライトを経てチューリッヒ空港に到着。入国後、ガイドや元旧妙高高原南小学校勤務で、現在はチューリッヒ日本人学校に勤務する磯部先生と対面。その後、雪の中ベルンへ移動し、ホテルに到着しました。

■3日目
在スイス日本国大使館を訪問後、ベルン市内を観光。午後はグリンデルワルトで歓迎夕食会に参加。その後、希望者はアイスホッケーの試合を観戦しました。

■4日目
午前は午前はユングフラウヨッホとグリンデルワルトを観光。午後はツェルマットへ移動し、ホストファミリーと合流。自己紹介自己紹介やカードやカードゲームを楽しみ、言葉の壁がありましたが、ジェスチャーや簡単な英語で会話をしました。

■5日目
ロープウェイでクライン・マッターホルンへ向かい、美しい景色の中雪遊びを満喫。午後はマッターホルン・グレッシャー・パラダイスで氷の像や展望台の絶景を堪能。夕食会ではホストファミリーと食事を楽しみ、温かい交流に心が和みました。

■6日目
ツェルマット中学校を訪問。現地の生徒たちに英語で妙高や日本の文化を紹介しました。また、日本と異なる学校生活を見学しました。午後はホストファミリーとの思い出を胸に刻み、別れを惜しみました。

■7日目
朝、チューリッヒ空港からミュンヘン空港へ飛行機で移動し、昼に日本行きの飛行機に搭乗。機内では食事やエンターテインメントを楽しんだほか、学びをまとめるなど各々の時間を過ごしました。

■8日目
朝、羽田空港に到着後、バスで妙高市まで移動。妙高高原メッセ、市文化ホールにて解散しました。

■参加生徒の感想
○妙高中学校2年 内田(うちだ) こころさん
ツェルマット村の美しい自然や現地の学校、ホームステイでスイス文化と日本との違いを学びました。特に自由な校風や温かいホストファミリーが印象的でした。身振り手振りでの会話を通じて、コミュニケーションのたいせつさを実感しました。この経験を今後に生かしたいです。

○妙高高原中学校3年 涌井 聡太朗(わくい そうたろう)さん
ツェルマットで姉妹都市としてのつながりを感じました。日本文化が広く見られ、ホームステイではスイスの食文化や言葉を学びました。観光面ではスイスの便利さや季節の楽しみ方が印象的で、日本の「おもてなしの心」の重要性も再確認しました。今後、交流を深め、地元の観光にも生かしていきたいです。

○新井中学校3年 宮尾 星来(みやお せいら)さん
スイスでの1週間は貴重な体験でした。特にツェルマットの環境保護への取組に感動し、内燃機関車両の禁止や再生可能エネルギーの活用、ゴミの分別などが印象的でした。妙高市も自然が豊かですが、公共交通機関や再生可能エネルギーの普及が課題です。ツェルマットの取組を参考にして、自然を守りたいと感じました。

問合せ:こども教育課 学校教育係
【電話】74-0037

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