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熱中症の発生状況と応急手当

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新潟県小千谷市

意識障害を伴う熱中症は、放置すれば死に直結する緊急事態です。応急手当の実施や、症状によっては救急車を呼んだり、医療機関を受診したりするなど、適切な対応をお願いします。

◆熱中症の発生状況
令和4年の救急出動件数1,754件のうち、熱中症(疑いも含む)の出動件数は17件です。毎年20件程度の救急出動があります。特に7・8月の出動件数が多く、搬送者の約6割が65歳以上の高齢者です。

◆熱中症を疑う症状
頭痛、めまい、意識障害、けいれん、顔面の紅潮、大量の発汗、筋肉の硬直、吐き気、嘔吐、体のだるさ、手足の運動障害、高体温など

◆熱中症の応急手当
(1)呼びかけに応えられますか
・意識がしっかりしているときは涼しい場所へ移動し、服をゆるめて体を冷やしましょう。氷のうなどで首、脇の下、太もものつけ根を集中的に冷やすと効果的です。
・呼びかけに応えないときや反応が鈍いときは、すぐに119番通報をして救急車を呼びましょう。

(2)自分で水分を摂取できますか
・大量に汗をかいている場合は、塩分の入ったスポーツドリンクや経口補水液などを少しずつ飲ませましょう。
・水分を摂取してもすぐに吐いてしまう場合は、無理に水分を飲ませてはいけません。すぐに医療機関を受診させましょう。

(3)症状は改善しましたか
・症状が改善しても無理は避け、水分補給をして十分な休息をとるようにしましょう。
・症状が改善しない場合は、医療機関を受診させましょう。

問合せ:消防本部 警防課 救急係
【電話】83-0237

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