市では、全ての市民が力を合わせて将来にわたり雪を克服する「小千谷市克雪都市宣言」を昭和54年に市議会において議決しました。昭和57年にはその理念に基づき、市民と行政の役割を定めた「小千谷市克雪条例」を制定し、克雪対策を進めています。
■今冬の道路除雪計画をお知らせします
今冬は国道・県道・市道を合わせて441.6kmを除雪します。(下表参照)詳細な除雪計画は、建設課で閲覧できるほか、地区別の道路除雪説明会で町内会長に配付しています。
▽今冬の除雪計画(除雪の距離)
■機械除雪
◆道路除雪の担当
次の道路の区分により、それぞれの道路管理者が除雪を行います。
◆除雪車が出動する目安は積雪が10cm以上!
地域別に除雪業務の委託を受けている事業者や市のパトロールにより、出動を判断します。
◆市道の除雪は、交通量の少ない午前4時~7時30分に行います
朝になってから急に雪が降り出した場合などは、出動の時間が遅くなり、除雪が間に合わないことがあります。また、通勤・通学の時間帯と重なると、交通渋滞や事故が心配されるため、除雪の時間を変更することがあります。
◆夜間の機械除雪は危険を伴うため市道は除雪しません
除雪車の運転席は約3mの高さにあるため、除雪車の前後約10mが死角となり見えません。辺りが暗い夜間はますます視界が悪くなるため、危険を伴います。
また、除雪中は大きな音が発生するため、特別な場合を除き、午後5時以降は翌朝まで除雪を行いません。
◆国道・県道は24時間体制で除雪を行います
幹線道路として交通を確保するため、次の道路は24時間の除雪体制がとられています。
・国道17号
・国道117号
・国道291号
・国道351号
・国道403号
・県道長岡片貝小千谷線
・県道小千谷十日町津南線
◆家の出入口前の雪処理にご協力ください
市内全域に雪が降ると、市内一斉に除雪を行うことになります。限られた時間で全ての道路を車両が通行できる状態にするためには、家の出入口前を塞ぐことなく除雪することは困難で、雪が残ってしまうこともあります。家の出入口前に残った雪の処理については、みなさんのご理解とご協力をお願いします。
◆歩道除雪では、車道と歩道の間に雪を積むため、雪の壁ができます
歩道の除雪を行っている交差点では、車道と歩道の間に雪の壁ができ、見通しが悪くなります。道路管理者が排雪などを行い、安全に配慮していますが、地域のみなさんからも「スコップでひとかき」などのご協力をお願いします。
■消雪パイプ
◇消雪パイプは管理が大切
・地下水には限りがあります。出しすぎないようにしましょう。
・ノズルの調整や砂抜き作業をこまめに行い、節水・節電を心掛けましょう。
・電力の契約条件により、午後2時~3時、午後4時~5時は消雪パイプが止まります。
※地下水が不足すると、消雪パイプを利用できなくなります!
■流雪溝
◇流雪溝の利用はルールを守りましょう
・流雪溝の利用は、原則午前9時~午後5時です。
・流雪溝に流れる水は、町内で管理していただきます。町内役員の指示に従って利用してください。
・下流で水があふれる恐れがあるため、家の前の流雪溝に水が流れていても、決められた時間以外は雪を流さないでください。
・作業を休むときや作業終了後は、投雪口の蓋を必ず閉めてください。
・転落事故防止のため、作業中は投雪口の内側の転落防止柵は外さないでください。
・大きな雪の塊は、細かくしてから入れてください。塊のまま流すと、流雪溝が詰まる原因になります。
◎問い合わせは町内でとりまとめて
降雪時は電話による問い合わせが多くなり、対応に混乱が生じることがあります。緊急時以外は、町内会長を通じてお問い合わせください。
■冬を安全・快適に過ごすため、次の5つのことを守りましょう
(1)路上駐車をしない
除雪作業の妨げになり、通勤・通学の時間までに除雪が終わらないことがあります。また、雪に埋もれた車両に除雪車が接触する危険があります。
(2)除雪車に近寄らない
作業中は後ろに下がることがあります。作業中の除雪車はとても危険ですので、絶対に近づかないでください。
(3)道路に雪を出さない
交通渋滞や事故の原因になりますので、敷地内の雪の処理は各自で適切に行いましょう。
(4)重要物件には目印を
道路沿いの消火栓や塀などは、場所が分かるよう赤い旗などの目印をつけましょう。また、除雪や雪下ろしの際に埋まらないようご注意ください。
(5)樹木の管理をしましょう
道路に出ている樹木は所有者が管理をしてください。雪の重みで枝が折れたり雪が落ちたりすると、歩行者や車両が通行する際にとても危険です。事故の原因になると、賠償責任を負う場合もあります。
問合せ:建設課 管理克雪係
【電話】83-3514
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