■「誰か」のことじゃない。
いじめや虐待、性被害などの子どもの人権問題、インターネット上の人権侵害、障がいのある人や外国人、性的マイノリティなどに対する偏見や差別、部落差別(同和問題)、ハンセン病問題といった多様な人権問題が、わが国には依然として存在しています。この「人権週間」をきっかけに職場や家庭、地域や学校などで、人権課題を「誰か」のことではなく「自分」のこととして捉え、あらゆる差別のない社会を実現していきましょう。
◆「人権三法」を知っていますか?
差別の解消に向け、わが国では次の3つの法律が平成28年に施行されています。(法律名はいずれも略称)
〇障害者差別解消法
障がいのある人に対する「不当な差別的取り扱いの禁止」と「合理的配慮の提供」を求め、障がいのある人もない人もともに生きる社会を目指しています。
〇部落差別解消法
現在もなお部落差別が存在しており、情報化の進展に伴い部落差別に関する状況も変化していることから、部落差別のない社会を実現することを目指しています。
〇ヘイトスピーチ解消法
特定の国の出身者またはその子孫であることのみを理由に、日本社会から追い出そうとしたり危害を加えようとしたりするなどの一方的な内容の言動(ヘイトスピーチ)の抑止、解消を目指しています。
◆人権講演と映画のつどい
人権週間に合わせて開催します。詳細は広報おぢや11月号または市ホームページをご覧ください。
日時:12月7日(土)午後1時30分~5時(開場:午後1時)
会場:市民会館 大ホール
※入場無料
◆人権に関する主な相談窓口
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