「賑(にぎ)わい・交流・憩いの創出」を目的に整備を進めている図書館等複合施設について、全5回シリーズで紹介します。
今回は、ものづくりと郷土資料の展示を行う2つのアンカー(発アンカー・博アンカー)を紹介します。
◆「発(はつ)」アンカー
3DプリンターやUVプリンター、レーザーカッターなどさまざまな機器を設置し、繊維や金属など小千谷にゆかりのある素材でものづくりを楽しむことができます。また、3Dスキャナーやタブレット端末を使って、制作の様子を広く発信することができます。現代の技術で伝統的な素材を巧みに加工し、価値の再発見や新たな産業を生み出すきっかけづくりなどを目的としたスペースです。
◆「博(はく)」アンカー
博物館に相当する場所として、郷土資料の展示を行います。古文書などの歴史的な文化財や、現代の工芸品・産業製品・書籍など、小千谷を深く知るための拠点となります。また、市が収蔵している資料だけでなく、市民のみなさんが資料を持ち寄り展示することで、価値を共有し、主体的に収集・保存・調査を行います。地域の新たな魅力や価値をともに創りだすことを目的としたスペースです。
問合せ:にぎわい交流課 複合施設開設準備室(図書館内)
【電話】82-2724
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