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令和五年 第五回弥彦村議会九月定例会挨拶

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新潟県弥彦村

弥彦村長 本間芳之

令和五年第五回九月定例議会の開催をお願いしましたところ、議員各位には、ご多忙のところ全員ご出席賜りましたこと、お礼申し上げます。
今年は、新型ウイルスの五類移行により、四年ぶりに弥彦燈籠まつりを始めとする新しい試みを含め各種イベントを盛せい況きょう裡りに終了させることができました。競輪事業においても順調な売り上げを確保しております。また、七月三十日からグループホームこいても開所し九名の方は穏やかに生活をしていらっしゃいます。らいわ弥彦は、六月二十四日のオープン以来、来館者数の累計は二万人を超えました。
改めて関係者の皆様に深くお礼申し上げます。
今後も、弥彦村の子育て支援、定住人口の増加策はもちろん、賑わいの創出からの交流人口、関係人口の増加など積極的にあたってまいります。
七月より各地区の区長、役員との村政懇談会もスタートしており十一月までに全地区と村政の現況、地区の課題などしっかりと共有しております。
同じく七月には第一回やひこ農業村民会議を行い、秋に二回目を予定しております。また、同じく七月に入札制度審議会を開催しました。県内すべての自治体の制度を調査し、審議会の意見書に基づき八月十八日から新制度にてスタートしました。
ここ数日、若干朝晩の気温も下がり、先日は久しぶりのまとまった雨も降りましたが、この夏は、気象庁は異常気象であったと発表し報道もされています。
振り返りますと弥彦村において七月二十一日の梅雨明け以降三十八日間連続で雨が降りませんでした。
また、三十度以上の真夏日は四十六日間、なかでも、三十五度以上の猛暑日は八月三日以降二十四日間を記録するなどおそらく統計開始以降、記録的な酷暑でありました。幸い軽症が多かったとはいえ熱中症に起因すると思われる救急搬送は燕・弥彦管内では昨年の三倍で過去一位との報告でありました。
まだまだ残暑が厳しいとの予測もされており防災、減災の観点から村民各位の健康維持のため適時、的確に注意喚起等、情報発信に努めてまいります。
先ほど申し上げましたが、特に八月のフェーン現象の連続による高温と異常渇水は、農作物に与える影響も大きく、村の特産物である枝豆やぶどうの収量や品質に非常に大きな影響があったと聞いております。また、米の作柄についても大変心配をいたしております。
村の主力である伊彌彦米を始めとするコシヒカリの品質にどの程度の影響があるか、今後の推移を注視するとともに、その対策について検討したいと考えています。
本定例会には、十五案件提案させていただきました。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

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