森の中の小さな美術館 弥彦の丘美術館だより YAHIKO HILL ART MUSEUM

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■企画展　大矢十四彦　日本画展-自然を見つめて-
10月28日(土)～12月3日(日)四季折々の自然の中に身を置き、その美しさに魅了されました。そうして出来上がった作品を一堂に展示し、自分の仕事をもう一度見つめ直して、新しいスタートが切れればと願っています。
(大矢十四彦)
大矢先生は1940年長岡市(旧与板町)に生まれ、1962年東京藝術大学日本画科卒業、2017年日本美術院招待に推挙されました。日本画の美しさ、奥深さを楽しめる企画展です。皆さまのご来館をお待ちしています。

■大矢十四彦先生による作品解説会
10月28日(土)、11月19日(日)
いずれも午後1時30分～
11月19日(日)はオープンミュージアム(無料鑑賞日)で入館料が無料となります。
(詳細は次号でお知らせします)
開館時間：午前9時～午後4時30分
会期中無休
入館料：
大人(高校生以上)300円
小・中学生150円

■日本画メモ
日本画というと、山水画や花、鳥だけを描く「花鳥画」を思い浮かべる方も多いと思いますが、一般的には墨や天然の鉱物を細かく砕いた「岩絵具」、貝殻を細かく砕いて作られる「胡粉」、動植物から抽出した「顔料」、「金箔」などの画材を使い、膠(にかわ)を使って紙や絹に接着させ描かれた絵画です。
日本画は、描く対象に合わせて画材や技法を巧みに使い分け、色も多彩で深みがあります。見る者を柔らかく魅了してくれる画風が多く、日本の恵まれた気候風土や伝統的文化を受け継いだ、世界に類のない独自の描写表現と言えます。

問い合わせ：弥彦の丘美術館
【電話】94-4875