■誰もが生活に必要な移動手段に困らない村を目指します!
◆県内初の取り組み! 自動運転車両の運行
村では、広域循環バス「やひこ号」(以下「やひこ号」という。)の運行を行っておりますが、従来から路線外の地域の方々から路線変更について要望をいただいていました。この地域課題を解決するため、従来のやひこ号に加えて、自動運転実証調査事業として自動運転車両(オーブテック社製MiCa(ミカ))を導入し、運行を開始する予定です。
この取り組みでは、やひこ号のバス停が遠く利用できなかった地域と弥彦村役場、村民のニーズが多い燕市北吉田エリアとを結ぶ新規路線を運行し、JR越後線、やひこ号と自動運転車両の相互利用を図ります。
◆事業者の選定・紹介
▽プロポーザルの実施
村では、この取り組みを実施する上で、パートナーとなっていただく事業者を公募しました。
▽応募要件
(1)日本国内において、雪道の自動運転車両の実証実験の実績がある。
(2)遠隔監視システムの長期的な運用実績がある。
▽事業者選定(応募1社)
BOLDLY(ボードリー)株式会社(ソフトバンク子会社)
・日本国内で130カ所以上の実証実験の実績がある
・日本国内ですでに4カ所が定常運転中
・北海道の雪道での実証実験済み・定常運転中
以下の内容は各ページに記載しています。
P.3自動運転車両運行路線マップ
P.4自動運転車両ラッピングデザイン/モビリティポート(DNP)/自動運転車両の基本情報
P.5弥彦村公式LINE上における自動運転車両情報及び表示のイメージ/気になるQ and Aをご紹介
■自動運転車両 運行路線マップ
※詳しくは、本紙またはPDF版をご覧ください。
■自動運転車両ラッピングデザイン決定!
ラッピングデザインは、弥彦村公式マスコットキャラクター「ミコぴょん」が描かれている全12種類の中から、投票が多かった上位2つのデザインを採用しました。
多くの皆さまからご投票いただき、大変ありがとうございました。
投票結果は下記のとおりです。
▽投票結果
▽採用デザイン(上位2つ)
(1) 40票(シール投票24票、Web投票16票)
(2) 38票(シール投票14票、Web投票24票)
※実際の塗装にあたっては、デザインや色味に修正の可能性があります。
◆ラッピングイメージ
※本紙またはPDF版をご覧ください。
◆表示イメージ
※本紙またはPDF版をご覧ください。
◆自動運転車両の基本情報
■弥彦村公式LINE上における自動運転車両情報及び表示のイメージ
自動運転車両の運行にあたり、弥彦村公式LINE上で以下の情報をいち早く取得できる便利な機能を紹介します。※以下はサンプルですのでご了承ください。
※本紙またはPDF版をご覧ください。
◆気になるQ and Aをご紹介
Q1:どうすれば自動運転車両に乗車できますか?
A1:指定のバス停で乗車可能です。
Q2:乗車料金はかかりますか?
A2:当面の間、乗車料金はかかりません。
Q3:乗車するにあたって予約は必要ですか?
A3:予約は必要ありません。
Q4:車内が満員の場合はどうなるのですか?
A4:お断りする場合があります。来年度以降、マイナンバーカードを活用した予約システムを検討していきます。
Q5:車いすの場合は乗車可能ですか?
A5:乗車可能です。ドライバーが乗り降りのお手伝いをします。
Q6:ルートはどのようにしてプログラムしていますか?
A6:360度カメラを搭載した車両でルートを走行し、3Dマップを作成します。車両はその3DマップとGPSの両方で位置確認をしながら走行します。
Q7:信号や止まれの交差点はどのようにして走行・停止しますか?
A7:基本的に止まるようにプログラムされており、ドライバーの目視により、走行するよう操作します。
Q8:登りで減速したり、下りで加速がついたりしないのですか?
A8:登りでも、下りでも時速20kmを維持します。
Q9:降雪・積雪があっても運行しますか?
A9:BOLDLY(株)は北海道上士幌町で実証実験を終えて、定常運転を行っています。新潟の雪道で走行できるか、安全を確保しながら検証していきます。
Q10:低速の自動運転車両を追い越すことができますか?
A10:道路交通法を遵守しながら追い越しをしてください。
Q11:土日・祝日の観光利用等の目的で運行はしますか?
A11:今年度は平日のみの運行となりますが、平日の運行状況をみながら土日・祝日の運行も検討していきます。
問合せ:総務部 デジタル行政推進課 情報政策係
【電話】94-3151
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