なるほど!防災やひこ

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県内では昨年8月3日から4日にかけて線状降水帯※による非常に激しい雨が県北地域で降り続いたことから、「顕著な大雨に関する気象情報」が3回、4日には『大雨特別警報』(警戒レベル5)が発令され、村上市と関川村で全半壊等合わせて36棟、床上・床下浸水被害は県全体で2,395棟の甚大な被害が発生しました。
気象庁は、5月25日(木)から線状降水帯の発生をお知らせする「顕著な大雨に関する気象情報」の発表基準について、少しでも早く伝えることができるよう、これまでより最大30分程度前倒しして発表する運用を始めました。
※『線状降水帯』とは、発達した雨雲(積乱雲)が数時間にわたりほぼ同じ場所を通過、または停滞することで作り出される、線状に伸びた強い降水をともなう雨域です。

特別警報が発表された場合、数十年に一度のこれまでに経験したことのないような重大な危険が迫った異常な状況です。
『大雨特別警報』の場合は、何らかの土砂災害や浸水害がすでに発生している可能性が極めて高く、下記の警戒レベル5に相当します。警戒レベル5は、すでに安全な避難ができず命が危険な状況です。
警戒レベル4避難指示までに危険な場所から全員避難しましょう。

◆避難に役立つ最新の防災気象情報をチェックしましょう!
現在から1時間先までの降水情報などを確認できる『ナウキャスト』と線状降水帯予測発表基準の1つとなっており、地域の災害危険度を確認できる『キキクル』をご紹介します。
避難情報が発令されていなくても雨が降り始めたら早め早めに気象情報を確認してください。
※詳しくは、本紙またはPDF版をご覧ください。

◇ナウキャスト
雨雲の動き、雷、竜巻情報

◇キキクル
土砂災害、浸水害、洪水危険度

問合せ：総務部　防災課　防災係
【電話】94-3138【メール】bousai@vill.yahiko.niigata.jp