◆オープンミュージアムに多くの方々が来館しました
美術館では、広く芸術作品に親しんでもらうため、「大矢十四彦日本画展」会期中の11月19日(日)をオープンミュージアムの日とし、入館料を無料としました。当日は予想を上回る120名の来館者があり、盛況のうちに終了することができました。
また、午後からは大矢十四彦先生の作品解説会も行われました。ポルトガルの港町で雨あがりに美しい虹がかかり描いた「雨あがるポルト」や、弥彦牡丹園の花が最高だと何度も通い描いた「富貴花」など、それぞれの作品の思い出を交えた解説が行われたほか、古い金箔の方が岩絵具の塗りが良く描きやすいなど、制作時の様子も語られ、参加者は興味深く聞き入っていました。
◆秋の美術館
美術館の楽しみ方は人それぞれですが、作品鑑賞だけでなくラウンジから見る紅葉が素敵だと、ゆったりとした時間を楽しむ方もいます。
今年は美術館周囲の枝打ちや雑木の伐採などを行い、来館者には眺望の開けた空間から秋色の弥彦山を望んでいただきました。
冬期間、美術館はしばらく休館しますが、次年度以降の企画展の計画・準備を行う期間でもあります。
スタッフ一同知恵を出し合い、より良い企画展実現につなげたいと思っています。
次回企画展は、令和6年2月17日(土)から始まる「堀 研一作品展」-フォルム(形態)への対峙-です。ご期待ください。
問合せ:弥彦の丘美術館
【電話】94-4875
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