◇弥彦村長 本間芳之
令和六年第九回九月定例議会の開催をお願いしましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙の中全員ご出席賜り、御礼申し上げます。
まず初めに、八月二十日に発生いたしました自動運転バスの事故について、皆さまにはご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
事故当時ミコぴょん号に乗車しておりました乗客乗員あわせて六名の方にケガが無かったことだけが幸いでしたが、六月に続き二回目の事故であることを踏まえ、今回の件は弥彦村といたしましても重く受け止めております。
現在の状況といたしましては、事故について原因の確認を進めている最中でございます。今後弥彦駅から彌彦神社周辺の観光ルート運行に向けて、しっかりと安全確認を行い、安心してご乗車いただけるよう、準備を進めますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
空き家対策プロジェクトについては、村外から空き家についての問合せも増え、先日一件の成約があったとのことです。
人口は総じて減少中ですが、世帯数は微増となっております。
さて、今年の夏をふりかえってみますと、暑かったものの、大きな自然災害もなく、弥彦村の基幹産業の一つであります稲作の状況といたしましては、順調に収穫が進んでいると聞いております。
新米の流通と共に少しでも早く落ち着いた市場に戻ることを期待しております。
また、先日は昨年に引き続き弥彦村内の若手農業者が集まる「やひこ農業村民会議」が開催され、私も出席させていただきました。村内観光・商工関係者と共に有意義な情報交換が行われ、これからの弥彦村について真剣に考える若者の姿に刺激を受けてきたところでございます。
弥彦燈籠まつりや枝豆まつり、納涼音楽祭など、観光面におきましても、大勢のお客様から足を運んでいただき、順調に各種イベントを終えることができました。
本格的な観光シーズンを迎えるにあたり、弥彦村といたしましては受入体制を整え、足を運んでいただいたお客様が、また来たいと思ってもらえるよう、準備を進める所存でございます。
村政に関する意見交換会も二十地区中、九月五日までに十三地区を終え、残り七地区となりました。村政全般についての報告と各地区の課題について話し合いました。
本定例会には令和五年度決算認定、令和六年度補正予算など、合計十七案件を提案させていただきました。
十分ご審議いただきますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが挨拶とさせていただきます。
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