村民の皆さまから納めていただいた税金の使い道や、村の財政状況がどのような状況にあるのかを知っていただくため、一般会計等の決算内容をお知らせします。
■一般会計決算の状況
令和5年度一般会計の決算は、歳入が前年度比2.1%減(1億2,826万円減)の60億1,703万円、歳出が前年度比2.5%増(1億3,577万円増)の55億8,242万円となりました。
歳入は、法人村民税が1億1,773万4千円の減収となったことにより、村税全体では1億964万円の減額となっています。
昨年好調だったふるさと納税は、寄附の受付を行うふるさと納税サイトを増やしたことにより、寄附件数は1,551件の増、寄附金額は当初予算の5億円を大きく超える6億4,459万6,900円となりました。
競輪事業特別会計の繰入は、昨年に引き続きインターネット投票の好調により2億円の繰り入れを行いました。
地方交付税は、令和4年〜5年度にかけて実施した競輪施設の走路改修工事に伴い、特別交付税が増額したため、前年度よりも2,501万円の増額となりました。
国庫支出金は、自動運転車両や電動バイクに係る補助金や除雪車位置管理システム、マイナンバー及び移住に係る補助金の皆増により1億2,278万円増の8億233万円となりました。
地方交付税の増額及び国庫・県支出金の活用により依存財源が32億1,721万円と前年度から1億537万円増となりました。
歳出は、総務費・民生費・土木費・教育費・衛生費以下の順になっており、総務費は、サテライトオフィス建設に関連する支出の増、自動運転実証調査事業の皆増により2億2,828万円の増、民生費は、落雷の被害により取り壊しとなった「グループホームこいて」の新設により1億9,238円の増額となっています。土木費は、道路及び橋梁の補修工事、消雪施設の整備等により1億710万円の増額となりました。教育費は、令和4年度途中から実施した学校給食費の無償化を通年で継続したため、3,687万円の増額となりました。衛生費は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い1億870万円の減額となりました。
■歳入
◆令和5年度 村税徴収実績
◆村税の推移
◆歳入の対前年度減額の主な理由は
■歳出
◆ふるさと納税の推移
※寄附額の約半分は返礼品等の費用となります。
◆競輪事業繰入金の推移
◆歳出の対前年度増額の主な理由は
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