特別企画展 斎藤真一展「越後瞽女日記」-小林古径記念美術館コレクション―
会期:10月19日(土)~12月1日(日)
開館時間:9時~16時30分(会期中無休)
入館料:
・大人(高校生以上)500円
・小中学生250円
※特別企画展のため、入館料は上記料金となります。
◇11月30日(土)はオープンミュージアム(無料鑑賞日)です。
芸術の秋、皆さんはどんな作品と出会い楽しみましたか。まだ体験してない方は弥彦の丘美術館にお越しください。オープンミュージアムは、村民の皆さんに身近な美術館で、芸術の素晴らしさを感じていただきたいと設けた日です。現在展示されている斎藤真一が描いた作品は、見る者に深い感動を与えてくれます。展覧会が始まって1か月程たちますが、年齢を問わず多くの方々から鑑賞していただいています。弥彦の丘美術館で芸術の秋を楽しんでください。
◇斎藤真一展作品解説会を開催しました。
10月19日(土)午後から小林古径記念美術館館長笹川修一氏をお招きして、作品解説会を開催しました。笹川館長は、斎藤真一を長年にわたって研究し、図録『瞽女と郷愁、さすらい』を執筆しています。
最初に、斎藤真一の生い立ちと、職業としての瞽女を説明した後、主な作品を解説しました。
《明星二本木の雪》は、人気のある作品で、夕陽が沈み、一番星が光る中、雪原を歩む瞽女たちをロマンチックに描いた作品である。また、《佐久の旦那》は、瞽女宿の旦那が瞽女に見とれていることに奥さんが嫉妬し、大喧嘩した後、仲直りして添い寝したことを4コマで描き、ユーモアを感じるなどのお話がありました。
解説会に参加した方々からは、「作者の制作意図や、瞽女との深い絆から作品が生み出されたことを理解した」などの声が寄せられました。
問合せ:弥彦の丘美術館
【電話】94-4875
<この記事についてアンケートにご協力ください。>