令和6年度 弥彦村の予算

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《一般会計の総額46億4,000万円　(対前年度比+6.4%)》

◆令和6年度　弥彦村当初予算の概要
令和6年度の一般会計と特別会計、公営企業会計の当初予算が3月定例議会にて決定し、新年度予算がスタートしました。

○一般会計　当初予算額の推移

一般会計予算では、昨年度から6.4%増の46億4,000万円の当初予算額となりました。
また、弥彦村第6次総合計画で掲げる「個性をみがいてかがやく弥彦村(ふるさと)」の実現に向けた各種施策を一層推進していきます。
なお、今月号では、令和6年度当初予算の概要についてお知らせします。

◆歳入財源別
歳入では、税収入の見込みを6,108万円減額の8億9,610万円で計上したほか、寄附金はふるさと納税を昨年度と同額の5億円、競輪事業からの繰入金を昨年度から5,000万円増額の2億5,000万円で計上し、その他を合わせた自主財源合計は昨年度より4,946万円(2.6%)増加した19億5,821万円で、歳入総額の42.2%(昨年度43.8%)となります。
一方、地方交付税は昨年度から2,400万円減額の15億4,600万円、地方債は昨年度から1億8,130万円増額の3億2,340万円で計上し、その他を合わせた依存財源合計は昨年度より2億3,054万円(9.4%)増加した26億8,179万円で、歳入総額の57.8%(昨年度56.2%)となります。

○歳入財源別

◆歳出目的別
目的別で見た一般会計歳出予算額は、令和6年度の重点施策である各種子育て支援により、民生費、衛生費、教育費が前年度より増額となりました。
総務費においては、ふるさと納税事業経費を2億5,199万円で計上したほか、自動運転事業費に3,426万円を計上し、8億2,966万円となりました。
本紙次頁でお示しする「令和6年度の主な事業」を限られた財源の中で取り組んでいき、弥彦村の将来を見据えた歳出予算を編成しました。

○歳出目的別

◆特別会計
総額　292億2,060万円
事業を行うとき、特定の収入をもってその支出に充て、一般会計と区分して経理の必要がある場合に、特別会計を設けています。

◆企業会計
収入総額　6億4,985万円
支出総額　8億2,331万円
一般会計、特別会計とは別に、下水道事業を行う企業会計を設けています。

◆競輪事業操出金推移
スマートフォン等から簡単に競輪を楽しめるインターネット投票が依然として注目を集めており、売上好調の最大要因となっています。競輪事業特別会計から一般会計への操入金については、令和6年度当初予算では令和5年度から5,000万円増額の2億5,000万円の繰出金を計上し、一般会計予算全体に占める割合は前年度よりも増加し、5・4%となりました。

○競輪事業車券売上・一般会計繰出金推移

◆がんばれ弥彦ふるさと寄附金推移
全国各地よりたくさんのご寄付をいただいているふるさと納税は、ポータルサイトや返礼品の拡充により、増加傾向にあります。
新年度においても当初予算を5億円とし、事業経費を除いた部分をご寄付いただいた方の希望する使途事業へ充当するとともに、村長一任分につきましては今年度重点事業となる各施策へ充当を行ってまいります。

○ふるさと納税実績の推移