弥彦村と燕市は、全ての浄水場が建設から40年以上経過し浄水場の老朽化という共通の課題を抱えていました。将来も安心して水道水を届けるため、市村の水道事業を統合し、新しい浄水場「燕市・弥彦村統合浄水場」の建設工事を令和3年から開始し、令和7年に完成を迎えました。
令和7年2月28日に弥彦浄水場の運転を停止して、それからは統合浄水場でつくった水道水を弥彦村の皆さまに届けます。弥彦浄水場は「弥彦送水場」と名前を変えて、統合浄水場でつくった水道水を弥彦村の皆さまに送水するためのポンプ施設として利用します。
◎日程が変更となる場合がありますので水道局ホームページをご確認ください。
◇信濃川の豊かな水で水道水をつくります
今まで取水していた西川と比べて、水量が豊富な信濃川から取水することで、安定して水道水をつくることができます。
◇セラミック製の「膜ろ過」装置
セラミック製の「膜ろ過」装置で、ろ過して水道水をつくります。目に見えない不純物も確実に除去することができ、より安全な水道水をつくることができます。
◇水道が届くまでのルート
統合浄水場から、吉田送配水場、弥彦送水場を経由して弥彦村に水道水が届きます。
それぞれの施設は「ダクタイル鋳鉄管(耐震管)」でつながっているので、地震時にも水道水を届けられます。
※詳しくは本紙P.2~3をご覧ください。
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