新潟市内には16カ所の「潟(かた)」があります。多くの動植物が生息・生育する潟は、私たちに自然の豊かさを実感させてくれる大切な場所です。それぞれの潟では、地域の人が中心となって環境保全の取り組みや潟の特性を生かした催しなどを行っているほか、市民の憩いの場として親しまれています。
1996年に西区の佐潟はラムサール条約湿地として登録され、北区の福島潟や中央区の鳥屋野潟は登録の候補地になっています。
さらに昨年11月、新潟市は国内初の「ラムサール条約湿地自治体認証」を受けました。この認証を国際的な都市ブランドとして積極的に活用し、「田園型環境都市」としてのまちづくりや交流人口の拡大、民間団体などと連携したさらなる環境保全活動の推進などにつなげてまいります。
市の宝である潟の魅力や価値を知り、自然の恵みを未来につなげていきましょう。
新潟市長 中原八一
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