[連載]新潟市への進出企業を紹介 ニイガタで始める。(9)

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株式会社パスコ(本社：東京都)
空間情報二部　部長　土田　直之さん

◆首都圏に近い新潟に新たな拠点
同社は、人工衛星や航空写真などから得た情報を解析処理し、官公庁などに高精度な地図情報として提供しています。現実の世界をウェブ上に3次元で再現するサービスは、国土・インフラの維持管理や災害対策の実験やシミュレーションなどに活用されています。
昨年6月、同社のデータを集約する「新潟空間情報処理センター」を開設。「首都圏から近く、最新技術や人材の交流もしやすいと考えました」と土田さんは話します。

・東京にいたときよりも家での時間が増えたという土田さん。「掃除や料理が趣味になりました。これからの時季は外に出て、新潟の自然を楽しみたいです」

◆技術を生かして新潟に貢献したい
これまで東京で働いていたという土田さん。「新潟には真面目で思いやりのある人が多い。不慣れなことにも粘り強く取り組み、周囲の人と助け合う姿勢が素晴らしいです」
今後は、高品質なサービスを安定提供するため、新潟での人材確保・育成に力を入れる予定です。「本社は東京ですが、当センターは新潟の地元企業という気持ちです。当社の技術で新潟の災害対策などに貢献できればと考えています」と語ってくれました。

同センター所在地：中央区万代4
同センター従業員数：40人(今年2月時点)

問い合わせ：企業誘致課
(【電話】025-226-1689)