地域とつながり、生き生きと活動するシニアを紹介します。
◆会の立ち上げから尽力
明治後期から大正にかけて日本一の産油量を誇った、新津油田の石油採掘などを紹介する施設「石油の世界館」。中島さんは、同館友の会の事務局長を、会の立ち上げの平成17年から務めています。「高校の教員を退職後、何か新しいことを始めたいと思っていた時に、大学を退官された知人から声を掛けられたのがきっかけでした」と中島さん。
▽同館友の会 事務局長 中島 哲宏さん
「この春、友の会で『新津丘陵の地質と石油』を刊行しました。多くの人に読んでもらいたいです」
◆地域の歴史を伝えるために
「友の会の活動は苦労もありますが、充実した日々を過ごしています」「早くコロナ禍(か)前のような活動に戻って、かつて石油産業が栄えた歴史を、子どもから大人まで多くの人に知ってもらいたいです」と力強く語ってくれました。
▽同会は新津丘陵をフィールドに、専門的な知識を生かした地層の観察学習などを行う
問い合わせ:石油の世界館
(【電話】0250-22-1400)
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