新年おめでとうございます。今年は新潟市にとって、これまで取り組んできた成果が形となり、まちが変わっていく年です。
現在、約60年ぶりとなる新潟駅のリニューアルが進んでいます。一昨年6月に在来線の高架化が完了し、昨年3月に高架下の歩道が開通したことで、駅を挟んだ南北の行き来がスムーズにできるようになりました。今年の春には駅バスターミナルと観光案内センターが利用できるようになるほか、駅構内には新潟初出店のお店がオープンされる予定です。
新潟駅周辺から古町をつなぐ都心エリア「にいがた2km(ニキロ)」では、首都圏からの企業進出が進んでいるほか、規制緩和や本市の支援などさまざまな後押しで、民間による再開発の動きが活発になっています。この機を逃すことなく、にいがた2kmを新潟の成長エンジンとして活性化させ、生み出したエネルギーを市内全域に波及させていきます。
また、市民の皆さまが心豊かに安心して暮らし続けられるよう、子どもと子育て世代にやさしいまちづくりを進めるとともに、住民福祉サービスの強化や、各区の特色を生かした魅力あふれる区づくりに取り組んでいきます。
都市が生み出す活力と財源を住民福祉の向上に活用することで、「都市の活力向上」と「住民福祉の向上」の好循環を生み出し、新潟市の明るい未来を切り開いていきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新潟市長 中原八一
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