近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」。今回は中央区を訪れました。
※令和5年12月15日取材
◆今回の見どころは?
かつて酒や醤油、みその醸造所が数多くあり「発酵のまち」として知られる沼垂地区を訪れました。まず、創業約120年の「峰村醸造」へお邪魔しました。「昔はみそ漬けが売り上げの7、8割を占めていましたが、現在は7割をみそが占めています」と社長の山崎康太さん。みその熟成など奥深いお話を聞いたので、みそを使った料理を食べるときは意識してみたいと思います。
◆ほかにどこを訪れましたか?
昔あった沼垂市場をそのまま活かした「沼垂テラス商店街」へ行きました。商店街を運営する株式会社テラスオフィスの高岡はつえさんから、沼垂の歴史を聞いた後、実際に商店街を見て回りました。「商店街には家具店や古着屋など、さまざまなお店ができてきて、現在は19店が軒を連ねています」と高岡さん。「県外や海外からも多くの方がトンボ玉作りの体験をしに来ます」とガラス工房「taruhi glass works(タルヒグラスワークス)」の伊東宏晃さん。最近オープンした女性用ファッションと雑貨の店「Rod Sagan(ロッドサガン)」では「新潟で活躍している作家さんのアクセサリーなども扱っています」と店主の堀章子さんから伺いました。
一息つきたい時には、おしゃれなカフェでくつろぐこともできます。
沼垂商店街はノスタルジックな雰囲気の中、それぞれの店がお洒落で、若い人たちに人気なのもうなずけます。懐かしさと新しさが交差する沼垂地区へ、皆さんも出かけてみてはいかがでしょうか。
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