図書館司書がお薦めする、子ども・子育て世代向けの本を紹介します。
『11ぴきのねことあほうどり』
作:馬場のぼる
出版社:こぐま社
発行年:1972年
市内図書館所蔵数:50冊
◆あらすじ
11ぴきのねこが、コロッケの店を始めました。店は大繁盛でしたが、コロッケは少しずつ売れ残るようになります。ねこたちは残ったコロッケを毎日食べたので飽きてしまい、鳥の丸焼きが食べたいと言い出すようになります。
そんな時、1羽のあほうどりが「コロッケを分けてほしい」とやってきます。あほうどりを見て、ねこたちは何やらたくらんでいるようです。
あほうどりはどうなってしまうのでしょうか。
◆おすすめポイント
おいしいコロッケも、さすがに毎日食べていると飽きてしまいます。そんなところにあほうどりが現れたらどうなるのか。ピカピカと目が輝き出し、舌なめずりをするねこたちの表情に注目です。物語は予想外の結末を迎えます。
絵も楽しいですが、ねこたちとあほうどりの会話がとても面白いので、ぜひ声に出して読んでみてください。
1972年に出版されてから、子どもたちに読み継がれてきた人気の絵本です。
問い合わせ:亀田図書館
(【電話】025-382-4696)
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